不動産投資

不動産投資ローンの金利相場は?どこが安いのか徹底比較!

不動産投資 ローンどこが安い
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不動産投資において、”不動産投資ローン”を組むときに銀行などの金融機関から融資してもらえなければ、時間をかけて選んだ物件も手に入らないかもしれません。

また、借入ができたとしても金利による利息によっては、思ったよりも利回りが出せずに、断念してしまうこともあるでしょう。

そこで、今回の記事では「不動産投資ローン」についてや、ローンの金利相場について解説していきます。

自身に合う不動産投資ローンを契約して、月々の負担を抑えていきましょう。

10秒で確認!この記事のまとめ
  • 不動産投資ローンの金利相場は1.2〜2.8%
    メガバンク
    都市銀行
    1.0%〜1.5%

    地方銀行

    信用金庫

    1.0%〜4.0%

    ノンバンク

    ネット銀行

    1.0%〜5.0%
  • 金融機関によって金利は相場が変わり、開示されていないところも多い
  • 一発で金融機関の不動産投資ローンを比較できる「INVASE」の利用がおすすめ
  • 借り入れ条件や可能額、融資の可否の推定までしてくれるので初心者でも安心!
監修者・執筆者情報

1965年生まれ、名古屋市出身。ブルー・ソリューションズ株式会社代表取締役 営業系の転職を4回経験。不動産投資を知り勉強を始め、 2021年3月に会社員生活に終止符を打ちFIREを達成。現在は不動産資産管理会社と不動産情報解析サービス会社を経営。不動産投資で資産を築く投資家のためにノウハウを伝えて、FIREするためのサポートを行っている。

小島薫

監修者
小島 薫

【専門分野】金融業・不動産業
【得意分野】
BtoC:ファイナンシャルプランニング及び金融商品・不動産のコンサルテーション業務
BtoB:不動産事業とのアライアンス業務
【所属組織・役職】
株式会社フォーメンバーズ
ネットワーク加盟事業本部 事業本部長
【保有資格】
日本FP協会認定Certified Financial Planner
国家資格1級ファイナンシャル・プランニング技能士
国家資格 宅地建物取引士
国家資格 賃貸不動産経営管理士

平成83月専修大学法学部法律学科卒業後、陸上自衛隊松戸駐屯地勤務。前期教育隊中隊長賞、後期教育隊教導隊長賞など優秀な成績を収める。
訓練の日々に人と接しながら人の役に立つ仕事がしたいと思い、平成114月改めて郵政省へ転職。郵便局の内勤事務にて郵政3事業(郵便・貯金・保険)に携わる。窓口業務の傍ら営業の楽しさに目覚め、簡易保険事業の優秀な営業スタッフが目指す、最高優績者表彰、国際優績者表彰受賞するまでとなる。郵政民営化、リーマンショックの際、さらにステップアップしたいと考え平成201月外資系銀行へ転職。リテール部門にて特別賞を受賞するなど優秀な成績を収める。
ヘッドハンティングを経て平成217月より現株式会社フォーメンバーズにて金融機関窓口セールスの営業力向上のコンサルティングを行うシニアコンサルタントとして活躍。現場スタッフとのコミュニケーションを大切にした手法にて講話、OffJTOJT、仕組みづくりなどを行い、売上対前年比最大700%を達成するなど数々の実績を誇る。
新興系の銀行に対して、住宅ローン推進におけるコンサルティングをしたつながりにより、イオングループによる不動産仲介業ブランドである「オンハウジング」立ち上げに関わる。現在はイオンハウジングネットワーク加盟事業本部の責任者として加盟店の運営・拡大に尽力している。
CFP®︎認定者資格証明書はこちら
宅地建物取引士資格証明書はこちら

田口宗勝

監修者
田口 宗勝

【専門分野】不動産ファイナンス・不動産評価
【得意分野】マーケティング戦略・プロジェクト管理
【所属組織・役職】
株式会社フォーメンバーズ
資産管理事業部
アセットマネジメント部門 課長

【保有資格】
宅地建物取引士

平成6年、武蔵大学を卒業後、旭ダイヤモンド工業(株)に入社。名古屋支店に配属され、中部エリアの自動車関連工場の営業担当として活躍をする。
そこでトヨタのカイゼンシステムを実際に体験し、業務効率化に対する熱い関心を抱く。
しかし、平成7年に起きた阪神・淡路大震災の前日、神戸旅行の予定を胸騒ぎによりキャンセル。この予感が的中し、奇跡的に災害から免れる。この経験から、人生を大切にする決意を固め、いつ死んでも後悔のない人生を送ることを決心する。
その後、札幌のハウスメーカーであるコスモ建設(株)でマネージメントの修行を始める。実際の現場で働きながら、リーダーシップの重要性や効果的な指導法を学ぶ。従業員たちを鼓舞し、モチベーションを高める方法や組織全体を一丸として最高のパフォーマンスに導く手法を体得。現場の実践を通じて、人々を動かし、組織を成長させるために必要なスキルや知識を身につける。
平成13年には、パンダ不動産を創業し、時代の先駆者として注目を浴びる。インターネットを活用した収益物件の全国販売に成功し、多くの投資家から感謝される存在となる。管理とバリューアップを並行して行い、5年後には高い評価を得て売却する手法を確立する。
さらに、グローバルな不動産投資にも進出し、香港やカナダなどで活躍。幅広い人脈を築いたことから金融サービス業にも進出し、成功を収める。
その後、フリーペーパー発行や無料情報チャンネル開設、地元の地上波テレビへの出演などを通じて、広く知名度を上げる。紹介を中心とした営業スタイルに特化し、多くの人々からの信頼を得ることに成功する。
そして、平成30年には、自身のノウハウを全国に広めるために(株)フォーメンバーズに参加。八丁堀店市川妙典店の両店舗での店長を経て、現在は資産管理事業部の課長として、アセット マネジメント部門を統括している。さらに、同社のメディア監修も担当。不動産業界に革新的な情報を提供し、多くの人々を魅了している。洗練されたアイデアと緻密な戦略により、常に業界のトレンドを先取りし、最先端の情報を発信しつづけている。
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真壁

執筆者
真壁

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不動産の公正競争規約

不動産投資ローンにおける金融機関ごとの金利相場を比較

不動産投資ローン 金融機関ごとの金利相場を比較

不動産投資ローンの気になる金利については、各金融機関によって大きく変わってきます。各金融機関の相場を確認しておくことで、不動産投資ローンを有利に組むことも可能です。

それぞれの金融機関の特徴と金利相場について大まかなイメージを掴んでおくことで、金融機関選びの参考にもなります。

そこで、各金融機関の不動産投資ローンの特徴と金利について解説していきます。

金融機関金利相場借入限度額
日本政策金融公庫1.2%〜2.0%7,200万円
ノンバンク系1.0%~5.0%100万円〜10億円
地方銀行1.0%〜4.0%100万円〜3億円
信用金庫・信用組合1.0%〜4.0%5,000万円以内
都市銀行1%程度50万円~5億円

日本政策金融公庫:1.2%〜2.0%

日本政策金融公庫:1.2%〜2.0%

日本政策金融公庫は不動産投資初心者・実績が少ない方にも融資を相談できる金融機関で、借入金利相場は「1.2〜2.0%程度」と低めに設定されています。

日本政策金融公庫の経営方針として、「セーフティネット機能の発展」「日本経済成長・発展への貢献」「地域活性化への貢献」が掲げられており、「不動産投資」に関わらず幅広く融資が可能です。

キーワードで知る日本公庫 政策金融機関としての3つの役割

出典:日本政策金融公庫 「キーワードで知る”日本公庫”政策金融機関としての3つの役割」

日本政策金融公庫を活用して「不動産投資ローン」を借入したい場合には、3つの商品から検討でき、新規開業資金」「シニア・若者・女性向け開業資金」「一般貸付が利用できます。

新規開業資金やシニア・若者・女性向け開業資金の対象となれば、返済期間が延長されたり、金利の優遇が使える可能性もあるので、ぜひ活用しましょう。

金利基準利率:2.01~2.70
金利相場:1.2%〜2.0%
融資限度額7,200万円
返済期間
担保・保証人要相談
特徴
  • 融資実績
  • 国民生活の向上・地域活性化に根ざした金融機関
  • 比較的融資が降りやすい
  • 不動産投資初心者はまず検討したい金融機関

出典:日本政策金融公庫

ノンバンク系:1%〜5%

ノンバンク系 金利:1%〜5%

ノンバンク系の金融機関では、不動産投資ローンの適用金利の相場:1%〜5%程度と幅広く、借入期間によって特徴にも差があります。

そもそも、ノンバンク系の金融機関とは通常の金融機関が実施している「預金」の受け入れサービスなどは実施せずに、資金の貸付を業務としている金融機関のこと。

ノンバンク系の金融機関の特徴は、比較的融資の審査が通り安い一方で、担保となる不動産を多く要求したり、金利も高めに設定してくる金融機関が多いです。

また、どの金融機関よりも審査のスピードが早い印象があり、柔軟な対応力がるので、貴重なビジネスチャンスを逃さないで不動産投資できるのもメリットです。

金利
融資限度額
  • 【三井住友トラスト・ローン&ファイナンス】300万円~10億円
  • 【オリックス銀行】1000万円〜2億円
  • 【東京スター銀行】100万円〜1億円
返済期間
  • 【三井住友トラスト・ローン&ファイナンス】1年超~35年以内
  • 【オリックス銀行】 1年超~35年以内
  • 【東京スター銀行】1年〜30年
特徴
  • 比較的融資が通りやすい
  • 金利が高めに設定されている
  • 担保も多く要求される可能性もある
  • 物件価格の60〜90%程度借入可能な場合もある

出典:三井住友トラスト・ローン&ファイナンス
出典:オリックス銀行
出典:東京スター銀行

地方銀行:1%〜4%

地方銀行 金利:1%〜4%

地方銀行の不動産投資ローンも各金融機関によって「不動産投資ローン」商品に特徴があります。

地方によっては「不動産投資ローン」に対してそこまで力を入れていない金融機関もあるでしょう。逆に「横浜銀行」「きらぼし銀行」「福岡銀行」「静岡銀行」などは不動産投資ローンにも積極的です。

地方銀行によっては、エリアが限定している場合もあるため、不動産のエリアによっては対応していない可能性もあります。

都市銀行と比べると融資の審査も通りやすく、金利相場は1%〜4%と比較的低めの設定です。

金利
  • 【横浜銀行】1%程度
  • 【きらぼし銀行】2.99%〜7.80%
  • 【福岡銀行】1%程度
  • 【静岡銀行】2.8%〜10.0%
  • 金利相場:1.0〜4.0%
融資限度額
  • 【横浜銀行】3億円以内
  • 【きらぼし銀行】300万円〜1億円
  • 【福岡銀行】建物本体価格・工事費用
  • 【静岡銀行】100万円〜1億円
返済期間
  • 【横浜銀行】20〜35年
  • 【きらぼし銀行】1〜35年
  • 【福岡銀行】最長30年以内
  • 【静岡銀行】最長30年以内
特徴
  • 都市銀行と比較し融資が通りやすい
  • 金利が低め
  • 借入期間が物件によって変わってくることも
  • エリアが限定的な可能性もある

出典:横浜銀行
出典:きらぼし銀行
出典:福岡銀行
出典:静岡銀行

信用金庫・信用組合:1%〜4%

地方銀行 金利:1%〜4%

信用公庫・信用組合は地方銀行と比較するとさらに地域密着型の金融機関です。

そのため、「不動産投資ローン」の借入に対しても、営業エリアに対応しているのか、申込本人の住んでいる地域によっても融資が難しい可能性もあるでしょう。

金利については、地方銀行とそこまで変わりはなさそうです。

その地域に根づいた不動産投資を検討している方であれば、「信用金庫」「信用組合」の利用も検討してみましょう。

金利
  • 【大阪協栄信用組合】:3.00%~6.00%
  • 金利相場:1.0%〜4.0%
融資限度額大阪協栄信用組合:5,000万円以内
返済期間大阪協栄信用組合:10年以上30年以内
特徴
  • 都市銀行と比較し融資が通りやすい
  • 金利が低め
  • エリアがより限定的
  • 勤務先・自宅がエリア内にも制限がある可能性あり

出典:大阪協栄信用組合

都市銀行:1%程度

都市銀行 1%程度

都市銀行が提供している「不動産投資ローン」の商品は金利1%程度の超低金利で推移しているため、非常に魅力的です。

しかし、審査には時間がかかったり、審査基準も他の金融機関と比較してかなり厳しめに設定されています。

そのため、「三井住友」「みずほ」などのようなメガバンクから借入するには、属性の高さや、不動産投資の実績が必要になるでしょう。
金利
  • 【三井住友銀行】:1%程度
  • 【みずほ銀行】:1%程度
  • 金利相場:1.0%程度
融資限度額
  • 【三井住友銀行】:200万円以上 建築購入価格等の範囲内
  • 【みずほ銀行】:50万円~5億円
返済期間
  • 【三井住友銀行】:1年〜35年以内
  • 【みずほ銀行】:1年〜35年以内
特徴
  • どの金融機関よりも金利が低いことが予想される
  • 属性が高くなければ借入は難しい
  • 不動産投資の実績もないと難しい
  • 不動産投資ローンにはあまり積極的ではない

出典:三井住友銀行
出典:みずほ銀行

そもそも不動産投資ローンとは?

そもそも不動産投資ローンとは

不動産投資ローン」とは、投資用物件(アパート・マンション・戸建住宅)を購入する際に必要な資金を金融機関から借入できる金融商品のこと。

不動産投資ローンでは、借入の目的が「不動産事業・不動産投資」のために資金を貸し出してくれるため、審査基準も一般的な住宅ローンとは異なります。

住宅ローンでは、「マイホーム」の収益性はあまり審査されませんが、「不動産投資ローン」ではしっかり「収益性」「事業計画」を確認します。

また、不動産投資ローンを活用することで、株式投資・投資信託などにはない「レバレッジ効果」を生み出して、資産形成のスピードを加速できるメリットもあります。

「レバレッジ効果」とはテコの原理のイメージで、小さい資金でも借入金を活用すれば、大きなリターンを得られることです。

不動産投資ローンと住宅ローンとの違いを比較

住宅ローンと不動産投資ローンとの違い

「住宅ローン」はマイホームづくりで活躍する金融機関の商品で、低金利かつローン減税も活用できる魅力的な商品です。

一方「不動産投資ローン」では、収益物件購入のための金融商品であり、住宅ローンと比較すると金利が高く、「住宅ローン減税」は原則使えないことになっています。

「住宅ローン」と「不動産投資ローン」両者の違いは、借入目的が「マイホームづくり・不動産投資」かで異なり、そのためリスクの大きさから金利にも差が生じます。

住宅ローンの金利相場は「変動:0.3%〜1.0%程度」、不動産投資ローンの相場は「1.2〜2.8%程度」となっています。
出典:価格.com「住宅ローン一覧」

また、「マイホーム」は国民の多くの方にとって必要な資産であるということもあり、国によっても税制優遇制度による節税メリットは大きく設定されています。

住宅ローンと不動産投資ローンの違い住宅ローン不動産投資ローン
借入目的マイホーム購入収益物件の購入
金利変動金利:0.3%〜1.0%程度
出典:価格.com「住宅ローン一覧」
1.2〜2.8%程度
審査基準
  • 年齢
  • 健康状態
  • 担保評価
  • 年収
  • 勤続年数 など
  • 年齢
  • 健康状態
  • 担保評価
  • 年収
  • 勤続年数
  • 物件の収益性 など
借入金額物件価格の100%も可能物件価格の60~90%程度

不動産投資ローンの金利相場:1.2〜2.8%程度

不動産投資ローンの金利相場 1.2〜2.8%程度

不動産投資ローンの気になる金利相場は「1.2%〜2.8%」程度、金利が高い金融機関だと4%程度のところもあります。

金利の幅が広い原因として考えられるのが、金融機関によって借入条件が異なることが考えられます。

不動産投資ローンに力を入れている「オリックス銀行」では、借入期間最長35年・借入金も1000万円〜2億円まで幅広く融資可能です。

オリックス銀行

そのため、オリックス銀行が提供している金利では「変動金利型:2.675%〜3.675%」と不動産投資ローンの相場よりも高く設定されていることがわかるでしょう。

不動産投資ローンの商品は、借入の審査条件によって金利にも大きく変動を与えることをイメージしましょう。

不動産投資ローンを低金利で借りるには?

不動産投資ローン 金利を安く借りるには?

低金利で不動産投資ローンを組む方法
  • 属性を上げておく|繰上げ返済など

  • 事業計画書を作り込む

  • 融資に強い不動産会社を利用する

  • 利用している金融機関へ直接打診
  • 借り換えする
  • 変動金利を利用する

各金融機関が提供している「不動産投資ローン」の金利相場について解説してきましたが、どの金融機関も金利に幅が大きくあり、どうしたら最低金利で借入できるのかと感じる方も多いはずです。

ノンバンク系の金融機関であれば、最低1%台から借入もできる一方、10%近くまで金利が上がってしまう可能性もあります。

「不動産投資ローン」における、金融機関の審査項目には「物件の収益性」「本人の経歴」が重要な指標となります。

そこで、金融機関から優遇金利で借入するために、「金利を安く借りる方法」についても解説していきます。

属性を上げておく

属性を上げておく 繰上げ返済など

「不動産投資ローン」の借入を検討しているかたであれば、投資家本人の「属性」を上げておくことが大切です。

金融機関の審査における「属性」とは、借入者の「年齢」「年収」「勤務先」「勤務年数」「資産」「負債(借金)」などの項目のことです。

「年齢」「年収」「勤務先」を簡単に上げたり、変更することは難しいので、まずカードローンや住宅ローンの返済してしまうことがおすすめです。

借金(ローン)の返済実績があると、「融資」に先立ち金融機関からの印象も良くなり、審査が突破しやすくもなるでしょう。

使っていないクレジットカードがあれば、解約してしまうのも効果があると言われています。

事業計画書を作り込む

事業計画書を作り込む

「事業計画書」とは、金融機関へ相談・仮審査申込する時に持参する「物件概要」「収益性」「本人の経歴」などをまとめた資料のことです。

「事業計画書」に記載すること
  • 収益物件の概要
  • 初期費用
  • 管理・修繕・運用費用
  • 家賃収入
  • 投資の収支計画

「不動産投資ローン」の審査は「住宅ローン」の借入審査とは異なり、「不動産事業」として投資家が事業を成功できるのか、できなかった場合でも元金を返してもらえるのかが審査されます。

事業計画書では、「不動産事業」として物件の収支やいつまでにローンの返済ができるのか、できなかった場合には、本人の資産や収入で賄えるのかをアピールできます。

事業計画書を丁寧に作りこむことで、金融機関の担当者にもわかりやすく事業の収益性をアピールでき、その後、金融機関の内部でも事業計画書を通して審査ができます。

不動産投資としての事業をしっかりアピールできれば、金融機関からの信頼を勝ち取り、優遇された金利で借入も可能になるでしょう。

融資に強い不動産会社を利用する

融資に強い不動産会社を利用する

融資に強い不動産投資会社を選択することもおすすめです。

先ほども解説した通り、「信用金庫」「地方銀行」などでは、地域に密着した業務を実施しています。そのため、実際に取引を実施しているような不動産会社が間に入ってくれると融資も通りやすいです。

不動産会社と金融機関が独自に提携していることも多く、強い信頼関係が築けている不動産会社と協力することで、優遇金利が適用される可能性もあります。

実際に、買付申込から金融機関へ「不動産投資ローン」の相談サポートも不動産会社が実施してくれることも多いので、金融機関選びに迷ったら不動産会社に相談することもおすすめです。

利用している金融機関へ直接相談

経営者などでお付き合いしていたり利用している金融機関があれば、直接融資してもらえないかの打診をするのも手です。

属性が問題なく、むしろ信用に値するとみなされれば、融資してもらえる条件が良くなったり、審査期間が早まったりする可能性があります。

金融機関も融資することで利益を上げているので、直接打診することで元の条件より良くなる可能性は大いにありますよ。

借り換えする

提携する金融機関へ直接打診をしても難しければ、借り換えを行うのが策です。しかし、あまり何度も借り換えするのはおすすめできません。

なぜなら、借り換えとはもともとお金を借りていた金融機関を変えて、他の金融機関へ融資を受けるので、利用していた金融機関からは印象が悪くなります。

しかし、金銭状況が苦しいにもかかわらず借り換えを利用しないのも今後の人生が危ないので、返済やキャッシュフローが苦しい方は最終手段として利用するのが良いでしょう。

借り換えする時のリスクをきちんと頭に入れてから借り換えを利用するか考えるのが重要です。

変動金利を利用する

不動産投資を行う際は、一般的に変動金利を利用します。変動金利を利用するメリットは下記のような点が挙げられます。

  • 固定金利よりも変動金利のほうが金利が低め
  • 繰り上げ返済違約金が課されない

繰り上げ返済とは、毎月返済する金額ではなく一括で借金を返済することをいいます。

固定金利の場合、不動産売却で得たお金で繰り上げ返済を行うとき、残債金額の何%かを課せられる可能性があります。

不動産投資で固定金利を利用するとデメリットが働くことが多いので注意が必要です。

おすすめの不動産投資会社

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RENOSYトーシンパートナーズ日本財託
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入居率99.6%99.1%99.42%
対応エリア東京23区・川崎・横浜・
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RENOSY

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RENOSYのココがおすすめ
  • オンラインの個別面談によって、ローンの相談も可能
  • 高い入居率で4年連続で売上No1を獲得!
  • 毎月5,000件のデータから、とくに資産価値の高い物件をAIで厳選
  • 初回面談で5万円分のPayPayポイントもらえる

RENOSYでは都心部をターゲットにして、資産価値を長く維持できる投資物件を選び販売しています。99%と高い入居率を維持しており、安定した家賃収入を期待できるでしょう。

オンラインまたは対面での個別相談も実施。ローンや利回りについて相談できます。

RENOSYが中古物件を選ぶ理由

RENOSYでは、単身者や夫婦2人だけで生活することを想定した、比較的コンパクトなサイズのマンションに厳選。

単身世帯の割合が多く、ファミリータイプのマンションより空室リスクが低いためです。

新築物件の場合、広告費や利益などが上乗せされているので、購入後数年で資産価値が下落するとされています。

一方、中古物件の場合資産価値の下落率がゆるやかなので、売却時の差損を抑えられる点がメリットです。

特に、都心部で人気エリアにある物件であれば、リノベーションして資産価値が高まると、購入した時よりも高く売れる可能性があります。

基本情報

運営会社株式会社GA technologies
所在地〒106-6290
東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー40F
設立2013年3月12日
資本金72億2576万7228円(2022年7月末時点)
入居率99.6%
事業内容
  • ネット不動産マーケットプレイス「RENOSY」の開発・運営
  • SaaS型のBtoB PropTechプロダクトの開発

出典:RENOSY(2022年12月現在)
※ 東京商工リサーチによる中古マンション投資の売上実績(2022年3月調べ)

トーシンパートナーズ

トーシンパートナーズ

トーシンパートナーズのココがおすすめ
  • 月々1万円からマンション経営が可能
  • 97.1%と高い入居率!安定した家賃収入が期待できる
  • オンラインでマンション経営や不動産投資ローンの相談ができる

トーシンパートナーズでは首都圏を中心にフェニックスやZOOMといった、独自ブランドの投資向けマンションを提供しています。

立地のよさと優れたデザインゆえに、築20年を超える物件でも安定した入居率を維持しているのが特徴です。

月々1万円程度と少額の自己負担でマンション経営を始められるのも、トーシンパートナーズの特徴です。

ローンを完済した後、物件は自分のものになるので、その後は家賃収入をそのまま利益として得られます。長期的な安定収入を期待できるでしょう。

無料個別相談のサービスを提供しているので、マンション投資の始め方やローンについて相談できます。

基本情報

運営会社株式会社トーシンパートナーズ
所在地〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-33-5
設立平成元年2月18日
資本金10億円
入居率97.1%(2021年平均)
事業内容
  • マンションの企画・開発・販売
  • 不動産の売買・仲介事業
  • 不動産の賃貸事業

出典:トーシンパートナーズ(2022年12月現在)

日本財託

日本財託

日本財託のココがおすすめ
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  • しつこい営業や勧誘は一切なし

日本財託入居率99%以上を維持する不動産投資会社で、入居率の高さを維持するためにいくつかの対策を講じています。

日本財託では入居率維持のために「不動産会社から協力」「不動産会社への多くの情報発信」「入居基準の見直し」「空室を短縮するための内装工事」「入居者獲得のための迅速な対応」が行われています。

その他、不動産投資初心者のためのオーナーサポートも充実していているので安心です。

不動産投資セミナーでは初心者でもわかりやすいようなセミナーが無料で適宜開催されています。

セミナーを受けている中でわからないことがあれば個別でも質問できるので、深ぼった質問をしたい方には併せての利用もおすすめです。

日本財託はセミナー後のしつこい営業や勧誘を行っていないので安心して利用できます。

基本情報

会社名株式会社日本財託
所在地〒160-0023
東京都新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル5F・9F・10F・13F
設立1990年10月
入居率99.42%※2024年2月時点
主な事業不動産の売買・仲介
賃貸経営サポート・建物管理・賃貸仲介
キャンペーン不動産投資書籍を無料でプレゼント

出典:日本財託

出典:日本財託(2024年2月現在)

不動産投資ローンの金利相場に関するよくある質問

不動産投資ローンとは?
「不動産投資ローン」とは、投資用物件(アパート・マンション・戸建住宅)を購入する際に必要な資金を金融機関から借入できる金融商品のこと。

不動産投資ローンでは、借入の目的が「不動産事業・不動産投資」のために資金を貸し出してくれるため、審査基準も一般的な住宅ローンとは異なります。
不動産投資ローンと住宅ローンとの違いは?
「住宅ローン」と「不動産投資ローン」両者の違いは、借入目的が「マイホームづくり・不動産投資」かで異なり、そのためリスクの大きさから金利にも差が生じます。

住宅ローンの金利相場は「変動:0.3%〜1.0%程度」、不動産投資ローンの相場は「1.2〜2.8%程度」となっています。
不動産投資ローンの金利相場は?
不動産投資ローンの気になる金利相場は「1.2%〜2.8%」程度、金利が高い金融機関だと4%程度のところもあります。

金利の幅が広い原因として考えられるのが、金融機関によって借入条件が異なることが考えられます。
日本政策金融公庫の不動産投資ローンの金利は?
日本政策金融公庫は不動産投資初心者・実績が少ない方にも融資を相談できる金融機関で、借入金利相場は「1.2〜2.0%程度」と低めに設定されています。

日本政策金融公庫では、「セーフティネット機能の発展」「日本経済成長・発展への貢献」「地域活性化への貢献」が掲げられており、「不動産投資」に関わらず幅広く融資が可能です。
ノンバンク系金融機関の不動産投資ローンの金利は?
ノンバンク系の金融機関では、不動産投資ローンの適用金利の相場:1%〜5%程度と幅広く、借入期間によって特徴にも差があります。

審査のスピードが早い印象があり、柔軟な対応力がるので、貴重なビジネスチャンスを逃さないで不動産投資できるのもメリットです。
地方銀行の不動産投資ローンの金利は?
都市銀行と比べると融資の審査も通りやすく、金利相場は1%〜4%と比較的低めの設定です。

地方銀行によっては、エリアが限定している場合もあるため、不動産のエリアによっては対応していない可能性もあります。
信用金庫・信用組合の不動産投資ローンの金利は?
信用公庫・信用組合は地方銀行と比較するとさらに地域密着型の金融機関ですが、金利相場は1%〜4%と比較的低めの設定です。

金利については、地方銀行とそこまで変わりはなさそうです。

都市銀行の不動産投資ローンの金利は?
都市銀行が提供している「不動産投資ローン」の商品は金利1%程度の超低金利で推移しているため、非常に魅力的です。

しかし、審査には時間がかかったり、審査基準も他の金融機関と比較してかなり厳しめに設定されています。

まとめ

不動産投資ローンを検討している方であれば、なるべく金利を安くして借入したいところですが、各金融機関によっては相場の幅が広いです。

そのため、安く借り入れる場合は金融機関ごとに「不動産投資ローン」に力を入れているところと、そうでない金融機関があるため、借入できる金額・期間に差があることも押さえておきましょう。

特に「都市銀行」は借入に対して消極的な金融機関が多いため、審査基準が厳しく不動産投資の実績がない方には難しいでしょう。

不動産投資初心者の方であれば、「都市銀行」からの借入は難しいため、「日本政策金融公庫」をはじめ、ノンバンク系の金融機関へ相談してみるのがいいでしょう。

日本政策金融公庫では、不動産投資だけでなく地域活性化・地域密着型の事業にも融資を実施しているため、不動産投資初心者の方でも利用しやすく、金利も1.2%〜2.0%程度と低いです。

「地方銀行」「信用組合」の利用も検討している方は、エリアに強い不動産会社等に相談してみるのもおすすめです。

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