不動産投資

リート(REIT)はおすすめしない?やめとけと言われる理由と対策を解説

REIT(リート)はやばいか?やめとけと言われる理由やリスクとは
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不動産投資での資産形成を検討している方であれば、リート(REIT)についても興味があるという方は少なくないでしょう。

リートとは不動産投資信託のことで、投資家から集めた資金で不動産投資をし、投資家へ収益を分配していく仕組みのことを指します。

しかし、不動産投資初心者の方にとっては「リートはやめたほうがいい?」「危険?」不安や疑問に感じる方も少なくないでしょう。

そこで本記事ではリートは「やめとけ」と言われる理由や、リートで資産形成するメリット・デメリットについて解説。その他、リスクに対する対策も紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

30秒でわかる!
この記事のまとめ

REIT やばい やめとけ

REITとは「不動産投資信託」と呼ばれる投資信託の一種のこと
REITは少額からスタートできて、高利回りが期待できる初心者にもおすすめの投資信託

しかし価格変動リスクがあり、元本保証もないため「やめとけ」と言われる原因に

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監修者・執筆者情報

1965年生まれ、名古屋市出身。ブルー・ソリューションズ株式会社代表取締役 営業系の転職を4回経験。不動産投資を知り勉強を始め、 2021年3月に会社員生活に終止符を打ちFIREを達成。現在は不動産資産管理会社と不動産情報解析サービス会社を経営。不動産投資で資産を築く投資家のためにノウハウを伝えて、FIREするためのサポートを行っている。

不動産の実行支援をお手伝いする独立系ファイナンシャルプランナー年間100名以上のお客様から不動産・住宅ローン、資産運用やライフプランなど、様々なご相談をお受けしています。日本FP協会「2021年FP広報センター」スタッフ。楽しい暮らしを叶える不動産エージェント。学校法人専門学校非常勤講師。
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小島薫

監修者
小島 薫

【専門分野】金融業・不動産業
【得意分野】
BtoC:ファイナンシャルプランニング及び金融商品・不動産のコンサルテーション業務
BtoB:不動産事業とのアライアンス業務
【所属組織・役職】
株式会社フォーメンバーズ
ネットワーク加盟事業本部 事業本部長
【保有資格】
日本FP協会認定Certified Financial Planner
国家資格1級ファイナンシャル・プランニング技能士
国家資格 宅地建物取引士
国家資格 賃貸不動産経営管理士

平成83月専修大学法学部法律学科卒業後、陸上自衛隊松戸駐屯地勤務。前期教育隊中隊長賞、後期教育隊教導隊長賞など優秀な成績を収める。
訓練の日々に人と接しながら人の役に立つ仕事がしたいと思い、平成114月改めて郵政省へ転職。郵便局の内勤事務にて郵政3事業(郵便・貯金・保険)に携わる。窓口業務の傍ら営業の楽しさに目覚め、簡易保険事業の優秀な営業スタッフが目指す、最高優績者表彰、国際優績者表彰受賞するまでとなる。郵政民営化、リーマンショックの際、さらにステップアップしたいと考え平成201月外資系銀行へ転職。リテール部門にて特別賞を受賞するなど優秀な成績を収める。
ヘッドハンティングを経て平成217月より現株式会社フォーメンバーズにて金融機関窓口セールスの営業力向上のコンサルティングを行うシニアコンサルタントとして活躍。現場スタッフとのコミュニケーションを大切にした手法にて講話、OffJTOJT、仕組みづくりなどを行い、売上対前年比最大700%を達成するなど数々の実績を誇る。
新興系の銀行に対して、住宅ローン推進におけるコンサルティングをしたつながりにより、イオングループによる不動産仲介業ブランドである「オンハウジング」立ち上げに関わる。現在はイオンハウジングネットワーク加盟事業本部の責任者として加盟店の運営・拡大に尽力している。
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田口宗勝

監修者
田口 宗勝

【専門分野】不動産ファイナンス・不動産評価
【得意分野】マーケティング戦略・プロジェクト管理
【所属組織・役職】
株式会社フォーメンバーズ
資産管理事業部
アセットマネジメント部門 課長

【保有資格】
宅地建物取引士

平成6年、武蔵大学を卒業後、旭ダイヤモンド工業(株)に入社。名古屋支店に配属され、中部エリアの自動車関連工場の営業担当として活躍をする。
そこでトヨタのカイゼンシステムを実際に体験し、業務効率化に対する熱い関心を抱く。
しかし、平成7年に起きた阪神・淡路大震災の前日、神戸旅行の予定を胸騒ぎによりキャンセル。この予感が的中し、奇跡的に災害から免れる。この経験から、人生を大切にする決意を固め、いつ死んでも後悔のない人生を送ることを決心する。
その後、札幌のハウスメーカーであるコスモ建設(株)でマネージメントの修行を始める。実際の現場で働きながら、リーダーシップの重要性や効果的な指導法を学ぶ。従業員たちを鼓舞し、モチベーションを高める方法や組織全体を一丸として最高のパフォーマンスに導く手法を体得。現場の実践を通じて、人々を動かし、組織を成長させるために必要なスキルや知識を身につける。
平成13年には、パンダ不動産を創業し、時代の先駆者として注目を浴びる。インターネットを活用した収益物件の全国販売に成功し、多くの投資家から感謝される存在となる。管理とバリューアップを並行して行い、5年後には高い評価を得て売却する手法を確立する。
さらに、グローバルな不動産投資にも進出し、香港やカナダなどで活躍。幅広い人脈を築いたことから金融サービス業にも進出し、成功を収める。
その後、フリーペーパー発行や無料情報チャンネル開設、地元の地上波テレビへの出演などを通じて、広く知名度を上げる。紹介を中心とした営業スタイルに特化し、多くの人々からの信頼を得ることに成功する。
そして、平成30年には、自身のノウハウを全国に広めるために(株)フォーメンバーズに参加。八丁堀店市川妙典店の両店舗での店長を経て、現在は資産管理事業部の課長として、アセット マネジメント部門を統括している。さらに、同社のメディア監修も担当。不動産業界に革新的な情報を提供し、多くの人々を魅了している。洗練されたアイデアと緻密な戦略により、常に業界のトレンドを先取りし、最先端の情報を発信しつづけている。
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真壁

執筆者
真壁

不動産売却を決めたけど、次はどうしたらいいんだろうと悩んでいませんか?実は、不動産売却を考えたら、次のステップは不動産の一括査定サイトを使うことになります。不動産がいくらで売れるかは選んだ不動産会社次第になりますが、不動産一括査定サイトを利用することで不動産会社選びに失敗するリスクをおさえることができ、おすすめです。

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景品表示法
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そもそもREIT(リート)とは?

そもそもREITとは何か解説

そもそもREITとは投資信託の1つで、投資家から集めた資金で不動産(マンションなどを購入・運用)を運用し、得られた家賃収入や売却益を投資家へ配分する金融商品です。

投資信託と聞くと、株式や債権といったものが一般的ですが、法律上はREITも投資信託の仲間となります。

JREIT

出典:一般社団法人 投資信託協会 「J-REITの簡単な仕組み」

不動産投資をするメリット・デメリット、成功させるためのコツを知りたい人はこちらの記事もおすすめです。
REITと不動産投資の違いメリットデメリット

REIT

  • 運用の手間がかからない
  • 初期費用が小さい
  • 運用コストが低い
  • 不動産の所有的意味合いが薄い
  • 節税対策が少ない
不動産投資
  • 裁量を持って収益を上げられる
  • 物件を所持できる
  • 節税対策が可能
  • ローンを組んで投資可能
  • 手間・管理がかかる
  • 運用コストがかかる
  • 初期費用が大きい

REITはなぜやめとけと言われる?リスクについて解説

REITに潜むリスクとは

REITは株や債権と同じように、リスクが伴った金融商品です。そのためREITは「危険」「信用できない」「やめとけ」と言われることも多いでしょう。

たしかに投資をする以上、リスクをあらかじめ把握することは重要です。巷で「REITはやめとけ」と言われる要因になっているリスクやデメリットについて押さえていきいましょう。

「REIT」がやめとけと言われるリスクについて
  • 元本保証ではない
  • 賃料・地価の下落の影響を受けやすい
  • 災害リスクがある
  • 金利変動リスクがある
  • 投資法人の倒産リスク
  • 福利効果が得られない

元本保証ではない

REITは元本保証ができない

REITは投資信託の一種であるため、銀行の定期預金などのように元本保証されていません

REITへ投資することで、投資金が必ず全額戻ってくる訳ではないです。

ただ、リスクが伴っているからこそ、一定のリターンが得られるのが投資の魅力でもあります。現在の銀行定期預金の金利相場は0.01%程度でしょう。

REITであれば3%〜5%程度で運用できるので、およそ300倍程度の金利の高さで運用が望めることは事実です。

金利相場定期預金REIT

利回り

0.01%程度
出典:価格.com「定期預金」
3%〜5%程度
出典:J-REIT

賃料・地価の下落の影響を受けやすい

REITは賃料・地価の下落の影響を受ける

REITは投資信託の一種ですが、不動産投資の側面も持ち合わせているため、物件の賃料・地価の下落などが起こると投資家への分配金も下がってしまうリスクがあります。

REITは投資家から集めた資金で現物の不動産投資をしていくイメージです。そのため、物件の価格や賃料が下がると分配金も減ってしまうのは当然です。

コロナはマンションの売り時に影響している?

出典:国土交通省 「不動産価格指数」

上記のグラフは国土交通省が公表している不動産の価格推移である「不動産価格指数」を示しています。ここ10年くらいは安定して上昇傾向にはありますが、価格が変動すること自体はたしかにリスクと捉えることができます。

災害リスクがある

REITは災害の影響を受ける

先ほども解説した通り、REITは不動産へ投資する金融商品の一種です。そのため、物件の災害リスクは避けて通れません。

「住宅」「商業施設」「オフィス」においても、自然災害(地震・水害・雪災など)による災害リスクがREITにはあります。

自然災害は予測がしづらいため、リスクヘッジがしづらいです。そのためREITも「やめとけ」と言われる理由のひとつになるでしょう。

金利変動リスクがある

REITは金利変動の影響を受ける

REITは不動産投資するにあたり、投資家からの資金だけでなく金融機関からの借入も利用して物件を運用しています。そのため、金融機関からの借入の金利が変動するリスクが生じます。

金融機関から1%で借りていた金利が3%となったらその分だけ投資コストがかさむことになります。

民間金融機関の住宅ローン金利推移(変動金利等)

出典:フラット35 「民間金融機関の住宅ローン金利推移(変動金利等)」

上記のグラフは、フラット35が公表している変動金利の推移を示したグラフです。

近年、歴史的な低金利が続いている不動産業界ですが、ローン金利が変動することで、投資家への分配金が減少することも考えられます。

不動産投資の利回りについても併せて確認したい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

投資法人の倒産リスク

投資法人(リート)は、投資家から集めた資金を元手に不動産運営を行って利益を出しています。

不動産運営がうまく行けば投資家たちが投資した分のリターンは望めますが、仮に投資法人が倒産した場合、リートの価値がなくなる可能性があります。

そのため、投資を行う際には、投資先の経営状態をきちんと確認したうえで投資しないと、失敗する可能性があるので注意が必要です。


あああ投資先の企業の経営状態などは、しっかりチェックしたうえで投資するようにしましょう。

レバレッジ効果が得られない

不動産投資では”レバレッジ効果“といわれる「少ない自己資金+借り入れ」で大きなリターンを生み出す方法があります。
しかし、リートは金融機関から資金を借り入れて不動産投資に回すことができません。理由は、リート本体が金融機関から融資を受けているためです。

そうなると、必然的にレバレッジ効果を得ることができないので、投資家たちは大きな利益を見込むことが難しくなります

REITはやめとけって本当?REITに潜むリスクへの考え方・対策

REITのリスクへの対策

先ほどREITがやめとけと言われる主な原因を4つ紹介しました。REITは比較的新しい金融商品のため、こうした不安が湧き出るのも無理はありません。

ただし、そうした批判が本当に妥当であるかに関してはしっかりとした検証が必要です。実は先ほど紹介したREITの4つのリスクにはそもそも反論ができたり、対策があったりします。

REITリスクへの考え方・対処法
  • 考え方:元本保証がないのはREITだけではない
  • 考え方:金利変動リスクがあるのはREITだけではない
  • 対策:個別REITではなくインデックスファンドに投資する

考え方:元本保証がないのはREITだけではない

投資に元本保証はない

そもそも投資とは一定のリスクを伴うからこそ、一定のリターンが望めるものを指します。株式も会社の倒産リスクがありますし、株式のインデックス投資でも不況のリスクがあります。

REITだけが元本保証がないというリスクを抱えているわけではなく、その他の投資も全て元本は保証されません。

投資である以上、元本保証されていたらそもそもおかしいというわけです。

考え方:金利変動リスクはREITだけのものではない

金利変動はREIT特有のリスクではない

たしかに金利変動リスクがあるのも事実です。ただし、これは比較的安全とされている国債への投資や、一般的に行われている株式でも同様です。

ほぼ全ての投資は金利変動の影響を受けます。REITだけが金利変動のリスクを抱えているわけではありません、

対策:インデックスファンドへの投資することでリスクは軽減できる

インデックスファンドに投資をするのが有効

REITは間接的な不動産投資で物件というモノに投資している以上、災害のリスクはもちろん価値が落ちていくことも考えられます。

ただし、それは投資先を分散させるという対策が非常に有効にはたらきます。より複数の物件や地域に投資をすることで、リスクを薄めることが可能です。

災害や地価下落のリスクが気になる方はREITのインデックスファンドに投資をするのがおすすめです。
対策方法がわかったら不動産投資の始め方についてこちらも併せて確認してみてください。
やめとけと言われる理由反論・対策
元本保証ではない
  • 投資である以上、全て元本保証はない
  • 元本保証がされているのは「銀行預金」のみ
  • 優良投資信託でも元本保証はない
賃料・地価の影響を受ける
  • 1つのエリア・不動産なら影響は受けやすい
  • 複数のエリア不動産に分散できるREITならリスクは小さい
  • インデックスファンドへの投資が有効
災害リスクがある
  • 1つのエリア・不動産なら影響は受けやすい
  • 複数のエリア不動産に分散できるREITならリスクは小さい
  • インデックスファンドへの投資が有効
金利変動リスクがある
  • 株式・債権でも同様なリスクあり

REITは資産形成におすすめ!REITの5つのメリット

REITのメリット

REITは「元本保証がない」「賃料・地価の下落の影響がある」「災害・金利変動リスク」などがあるため、「やめとけ」と言われることも多いでしょう。

しかし、比較的リスクが少なく不動産にも投資ができるREITは資産形成に組み込むことはおすすめできます。では、改めてREITに投資するメリットを確認しておきましょう。

REITの5つのメリット
  • 現物の不動産投資よりもREITはリスクが小さい
  • ポートフォリオが安定する
  • 数100円といった少額からでも投資可能
  • インフレ対策にも
  • NISAが使える

実物不動産投資よりもREITはリスクが小さい

REITは実物の不動産投資取りもリスクが少ない

REITであれば、複数の不動産へ分散投資ができるため、1つの不動産を購入して運用していく実物不動産投資と比べてリスクが小さいです。

実物の不動産投資であれば1つのワンルームマンションや中古戸建て住宅を購入し運用していくことなるでしょう。また、多くの方であれば日本国内での購入・運用となるでしょう。

REITであれば、複数の不動産、複数のエリア(国や地域)に分散投資が可能です。

例えば、人気の海外REIT「eMAXIS Slim 先進国リートインデックス 」であれば、アメリカを中心とした先進国のREITへ分散投資が可能です。

eMAXIS Slim 先進国リートインデックス

出典:三菱UFJ国際投信 「eMAXIS Slim 先進国リートインデックス」

そのため、REITでの不動産運用であれば、「災害リスク」「金利変動リスク」を分散投資によって安全に資産運用が可能です。

ポートフォリオが安定する

REITヲトリイレルコトデポートフォリオは安定する

REITは不動産ですので、株・債権とは異なる値動きをします。株や再建が暴落した場合でも、不動産は安定した価値を維持する可能性があります。

リスクを軽減させるためにも資産の一部としてREITを組み込むことがおすすめです。

もちろん資産の全てをREITに投資白というわけではなく、分散投資の1つとして「REIT」を組み込むとポートフォリオ(資産分配)に厚みが出るでしょう。

少額からでも投資が可能

REITは少額からでも投資ができる

一般に不動産に投資するためには数千万円の資金が必要です。ただし、REITは数百円〜数万円程度から購入可能で、非常に小さな資金からでも不動産投資をスタートできます。

元金が少ない人でも不動産に投資できるのがREITの最大のメリットと言えるでしょう。
REIT商品の購入は証券会社から買うことができます。手数料の低い証券会社を活用しましょう。

インフレ対策にもなる

REITはインフレへの耐性があり、インフレ対策になる

不動産投資は株や債権とは異なり、モノ(実際の物件)に投資するため、物価の上昇となるインフレ対策も見込めます。

インフレによってお金の価値がさがることで、相対的に不動産の価値は上昇します。

総務省のインフレ率データ

出典:日本銀行 「基調的なインフレ率を捕捉するための指標」

近年の政府の政策ではインフレを誘導するような金融政策が続いています。こうした情勢を鑑みると、インフレに耐性のあるREITへの投資は資産運用におすすめできます。

NISAが使える

REITはNISAの制度が活用できる

REITでは非課税制度のNISAを利用して投資も可能です。NISAを活用すればREITで利益が発生しても一定期間であれば税金免除の対象になります。

NISAとは少額投資非課税制度のことで、投資で得られた利益にかかる通常の税金を一定期間に限り非課税とする制度です。

NISAを利用することで、投資の大敵である税金をしっかりと対策しつつ投資できるため、お得に投資ができるでしょう。

REITのおすすめの選び方

REITのおすすめの選び方

REITは不動産投資の特徴を持っているため、株式・債権だけの資産形成をしている方にとっては、分散投資のためにREITを組み込むのはおすすめです。

REITにもさまざまな種類があるため、実際に銘柄を選ぶ際に迷ってしまうことも多いでしょう。

REITを資産形成に組み込むためのおすすめの選び方について解説していきます。
「REIT」のおすすめの選び方について
  • 国で選ぶ
  • 種類で選ぶ
  • 利回りで選ぶ

国で選ぶ

REITをどの国に投資するかで選ぶ

REITは日本だけではなく、世界中に投資することが可能です。また、インデックスファンドに投資することで世界中に分散投資をすることもできます。

世界のREITの市場はこのようになっており、北米・中南米で約7割を占めますが、これはアメリカの市場が大きいためです。

三井住友トラスト グローバルREIT指数

出典:三井住友トラスト・アセットマネジメント 「世界のREIT市場」

市場の大きなアメリカに投資する、インデックスファンドで世界中に分散で投資するといった様々な方法があります。

種類で選ぶ

REITを投資対象となる不動産の種類で選ぶ

REITが投資対象とする不動産は6種類あります。それぞれで特徴は異なってきますので、事前に理解したうえで銘柄を選びましょう。

不動産の種類特徴

オフィス

  • 大型オフィスビルなどへ投資
  • 景気に左右されやすい
商業施設
  • ショッピングモールなどへ投資
  • 消費活動に左右される
  • オンラインショッピングの流行により低迷中
住宅
  • 賃貸住宅(マンションなど)
  • 景気に左右されにくく安定している
  • 他の種類と比較すると利回りは低い
物流施設
  • 倉庫などの物流施設
  • オンラインショップの流行により利回りも高くなりつつある
ホテル
  • 観光・ビジネス・リゾートホテル
  • 景気や季節変動によって影響を受けやすいい
  • コロナの影響によって収益性は低下中
ヘルスケア・介護施設
  • 高齢者住宅・老人ホームなど
  • 景気に左右されにくい
  • 収益性も高く需要も大きい

利回りで選ぶ

REITをREITの銘柄の利回りで選ぶ

投資である以上、基本となるのはもちろん利回りです。単純に考えて、予想配当金利回りが高ければそれだけリターンも高いということです。

J-REITにおける利回りは3~5%が基本です。それを基準として各商品を選びましょう。

利回りと同様に手数料も重要です。利回りはなるべく高く、手数料はなるべく安くが基本です。

REITおすすめな人の特徴

REITおすすめな人の特徴
  • 不動産投資に興味がある人
  • インカムゲインで継続的な収益を出したい人
  • 短期運用をしたい人

不動産投資に興味がある人

不動産投資では通常物件購入をする場合、数百万円〜数千万円単位で投資物件を購入しなければいけません。

ですが、リートなら最低1万円〜の投資が可能です。そのため、リスクが不安だけど不動産投資をしてみたいという人におすすめでしょう。

少額不動産投資なら、ローリターンですがローリスクで投資を行えるので、仮に損失が出たとしても通常の不動産投資よりかなりの損失を抑えられます


少額不動産投資であれば、不動産型クラウドファンディングもおすすめですよ。

インカムゲインで継続的な収入を得たい人

不動産投資で得られる収入にはインカムゲインとキャピタルゲインの2種類があります。

  • インカムゲインとは:資産を持ちながら得られる収入→分配金
  • キャピタルゲインとは:資産を売却することで得られる収入→売却益

リートの仕組みでは、投資家が物件を持たずにリートへ投資し、その分配金を投資家がもらうので収入をがリートの収益はインガムゲインになります。

リートは比較的利回りが4%以上と高めなので、投資法人が倒産しない限りは定期的に安定した収入が見込めるでしょう。

短期運用をしたい人

一般的な不動産投資では、基本的に不動産投資を始めたら運用期間は数十年単位にわたります。

しかし、長期的に管理するのが面倒だったり性格的に向いていない人はリートがおすすめです。

リートは流動性が高いので、売買したいときに売買できるのがメリットといえるでしょう。

通常の不動産投資よりも扱いやすいので、短期的に収益を望みたい人にはおすすめといえますね。

REITにおすすめな証券口座3選

REITにおすすめの人気証券口座ランキング

REITの取引は証券口座が必要です。中でもネット証券上からの取引であれば、手数料も低く数百円からREITの取引が可能です。

証券取引において手数料は大敵です。手数料を抑えて運用することが投資の鉄則でしょう。
どれも手数料が安く、使いやすい優良な証券会社です。
REITにおすすめな証券口座
  • 楽天証券
  • LINE証券
  • SBI証券

楽天証券

楽天証券

「楽天証券」のココがおすすめ!
  • 今回紹介した全銘柄への投資が可能
  • 業界トップクラスの取引手数料の低さ!
  • 楽天経済圏との連携の良さが魅力!
  • クレジットカードからの投資やポイントも活用できる!
  • 米国株式と国内株式がアプリ内で一括管理可能

楽天証券は証券の取引手数料が業界トップクラスの低水準で、取引手数料に対しても楽天のポイント還元があり、お得に証券口座を活用できます。

楽天証券を活用することで、楽天市場でのポイント還元率も上がるため、お得効果が生活のさまざまな面に波及します。

Webの操作画面は初心者の方でもわかりやすいと評判で、投資未経験者の方でも簡単に取引ができるでしょう。

楽天証券 多くのお客様にご利用いただいています。

出典:楽天証券 「楽天証券は多くのお客様にご利用いただいています。」

楽天証券は投資未経験者の割合が75%と、実際に投資デビューを支えている証券口座となっているというデータがあります。

初めての信用取引で200円分の楽天ポイント還元キャンペーンも開催しているので、さらにお得に信用取引を始められます。

楽天証券 はじめての信用取引

出典:楽天証券 「キャンペーン」

名称

楽天証券
実績

新規口座開設数: No.1(3年連続)
NISA口座解説数: No.1(2年連続)
iDeCO新規加入者数: No.1(2年連続)
総合口座数: 700万口座

取引手数料

0円〜
※投資信託 全銘柄0円
※国内ETF 売買手数料0円
※米国ETF 買付手数料0円

取扱銘柄数

2,600以上

外国株
  • 米国株式
  • 中国株式
  • シンガポール
  • タイ
  • マレーシア
  • インドネシア
  • 海外ETF
非課税制度対応サービス
  • NISA
  • つみたてNISA
  • iDeCo
キャンペーン始めての信用取引で楽天ポイント200円分プレゼント

SBI証券

SBI証券

「SBI証券」のココがおすすめ
  • 取引手数料は業界トップクラスの低さ!
  • SOR注文でお得な株価で注文可能!もちろん無料で利用可能!
  • 初心者にもわかりやすい操作画面
  • IPO取引銘柄/外国株取扱国数主要ネット証券No.1!

SBI証券の証券口座は取引手数料が業界トップクラスで低いです。そのため、初心者の方でも安心して信用取引ができます。

取引の種類によって手数料は変わってきますが、どの取引のかたちでも取引手数料は業界最低水準となっています。

SBI証券 手数料

出典:SBI証券 「取引手数料」

SBI証券の売りは手数料の低さだけではなく、取引可能な銘柄数もネット証券No.1(2021年12月29日現在、各社公表資料等より、SBI証券調べ)です。

REITへの投資を検討している方も、複数の銘柄を比較して最適な金融商品を資産形成として組み込めるでしょう。

SBI証券 取扱国数は主要ネット証券No.1!

出典:SBI証券 「取扱国数は主要ネット証券No.1」

名称

SBI証券
実績

証券口座開設数: 720万以上

取引手数料

0円〜
※国内株式の現物取引アクティブプラン取引金額100万円まで

取扱銘柄数

2,600以上

外国株
  • 米国株式約5,000銘柄
  • 中国株式/HDR約1,300銘柄
  • 韓国株式約70銘柄
  • ロシア株式約25銘柄
  • ベトナム株式約300銘柄
  • インドネシア株式約70銘柄
  • シンガポール株式約40銘柄
  • タイ株式約70銘柄
  • マレーシア株式約40銘柄
  • 海外ETF約365銘柄
非課税制度対応サービス
  • NISA
  • つみたてNISA
  • iDeCo
キャンペーン取引手数料5,000円キャッシュバック

LINE証券

LINE証券の紹介

「LINE証券」のここがおすすめ!
  • スマホからでも簡単に操作可能!直感的なデザイン!
  • 1株数百円から投資可能!LINEポイントも貯まる!
  • 手数料が安い!「いちかぶ」取引なら手数料は無料
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LINE証券会社が運営するLINE証券は、親会社の「野村ホールディングス」と子会社の「LINE Financial」が共同開発したサービスです。

LINE証券はネット証券業界でも最速で100万口座を突破した人気がある証券口座で、スマホ画面からお手軽に投資家デビューができるのが魅力です。

LINE証券 スマホ画面

出典:LINE証券 「使うほど手に馴染む直感的でシンプルなデザイン」

取引からチャートの確認まであなたが普段使うスマホ1つで完結できる多くの方々に使いやすいデザインになっています。

LINE証券は積立NISAにも対応しており、LINEポイントを活用して積立投資が可能になっているため、お得に投資ができます。

積立NISA LINE証券

出典:LINE証券 「メリット2」

名称

LINE証券
実績

ネット証券業界最短で100万口座

取引手数料
  • 5万円:55円
  • 10万円:99円
  • 20万円:115円
  • 50万円:275円
  • 100万円:535円
  • 150万円:640円
  • 3000万円:1013円
  • 3000万円超:1070円
取扱銘柄数

1,500以上

外国株

米国株

非課税制度対応サービス
  • NISA
  • つみたてNISA
  • iDeCo
キャンペーン初株チャンス
LINE証券口座開設+クイズで3000円相当の株が買える

REITに関するよくある質問

REITとは?
投資家から集めた資金で不動産(オフィス・商業ビル・マンション)などを購入して、家賃収入・売却益を分配する金融商品です。

REITと現物の不動産投資の違いは?
実際の不動産を購入するわけではなく、証券を保有するだけで配当金が得られます。売買のタイミングは自分に決定権がありますが、配当金を得るための労力は必要ありません。

資産運用にREITを組み込むのはおすすめですか?
「株・債権などの伝統的な資産」とは異なる値動きが期待できるので、分散投資としてもおすすめです。

REITが「やめとけ」と言われる理由は?
「元本保証ではない」「賃料・地価の下落の影響を受けやすい」「災害リスクがある」「金利変動リスクがある」などの理由があります。

REITも投資信託の一種のため、元本保証はなくリスクが伴います。

REITの種類とは?
「単一用途特化型REIT」「複数用途REIT」があります。

投資対象となる不動産の種類によってREITの種類も変わります。

REITにおける不動産の種類とは?
不動産の用途によって分けられる区分のことで、「オフィス」「商業施設」「住宅」「物流施設」などがあります。

REITの選び方は?
「国で選ぶ」「不動産の種類で選ぶ」「利回りで選ぶ」のがいいでしょう。

地域や種類を分けて投資することで、リスク分散ができます。

まとめ

REITは確かに一定のリスクを伴った投資商品ですが、他の人気な投資と比べて顕著にリスクが高いわけではありません。

REITを資産形成に取り入れるメリットは複数あり、うまく活用していけると投資の安定性が増すでしょう。証券口座なだを持っていない方はおすすめの証券口座をぜひ参考にしてみてください。

REITで資産形成を始めてみたい方は、ぜひおすすめの証券口座で手数料を抑えて投資をはじめましょう。

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