不動産が売れない理由は?おすすめの対処法や不動産会社を紹介

不動産売却を検討するとき「不動産が売れない理由はなんだろう」「すんなり売れると思ったのに、なかなか売れなくて困っている」と困ったことはありませんか。
そこでこの記事では、不動産が売れない理由や、売れない物件の特徴、対処法などを紹介します。不動産が売れないと困っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

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目次
不動産が売れない理由は?
不動産を売りに出しているのになかなか売れない場合は、こんな理由が考えられます。不動産が売れなくて悩んでいる方は、以下のどれかに当てはまるものがあるのではないでしょうか。
売れない時期に売り出している
優良物件なのに不動産が売れないときは、もしかすると、売り出す時期が悪いのかもしれません。
特に8月は、人の流れが止まり最も売れにくいとされています。逆に売れやすいのは、引っ越しシーズンである3月です。
不動産を売りに出すなら、3月に向けて準備するのがおすすめ。すでに売り出している場合は、3月に向けて広告を広げてもらいましょう。

進学や人事異動などがある3月は、不動産の動きが激しくなり、優良物件であればすんなり売れるはずですよ。
売れない営業をしている
時期は悪くないのに不動産が売れない場合は、営業の仕方に問題がある可能性もあります。
不動産情報システム「レインズ※」にしっかり登録しているか、お店で売り出しを行ってくれているのかを、媒介をお願いしている不動産会社に確認してみましょう。
※レインズ:国土交通省が指定する不動産流通機構

専属媒介、専属専任媒介契約の場合は、契約から5~7日以内にレインズへの登録が義務付けられています。
売れない地方にある
売り出し時期も営業も悪くないのに売れないのは、地方にある物件だからかもしれません。
地方物件は、すぐに売れることのほうが珍しいです。全く売れないわけではないので、気長に買主が現れるのを待ちましょう。

早く売りたい気持ちもわかりますが、地方物件の売却は、ゆっくり待つのもポイントの一つです。
売れない物件の特徴5つ
上記の「売れない理由」に当てはまらないのに、不動産が売れない場合は、物件自体に問題があるのかもしれません。
売れない物件には、特徴があります。なかなか売れなくて悩んでいるのであれば、見直す必要があるでしょう。
外観が悪い
外壁に雨の跡がついていたり、庭や玄関周辺に雑草が生い茂っていたり、外観が悪いのも売れない原因の一つ。外観は不動産売却に大きく影響を与えます。
外壁が汚れているならペンキを塗りなおす、雑草は抜いてこまめに掃除するなど、対策をしてみてください。

パッと見て「ここに住みたい」と自ら思うような外観にすると、問い合わせも増え、売れやすくなるでしょう。
築年数が経ちすぎている
あまりに築年数が経ちすぎている古い物件をそのまま売却しようとすると、すぐに売れるのはなかなか難しいです。
多少費用はかかりますが、その分これまでの売値より高く売り出せます。いつまでも手元にあり経費がかかるよりも、より早く売れたほうがいいですよね。

最近リノベーション物件は、不動産サイトで特集を組まれるほど流行っているので、格段に売りやすくなりますよ。
立地(治安)が悪い
「駅から徒歩15分以上かかる」「夜、家までの道が暗い」など、立地が悪いと売れるまで時間がかかることがあります。
ただ、「車移動だから駅は使わない」などのニーズもあるはずなので、諦めずに範囲を広げて広告をしてもらってみてはいかがでしょうか。

駅から遠くても、近くにバス停などがある場合は、その旨を必ず物件情報に記載してもらいましょう。
物件内がクリーニングされていない
せっかく内見が決まっても、物件内がしっかりクリーニングされていないと台無しです。汚い部屋には、誰も「住みたい」とは思いません。
専門のクリーニング業者を呼び、まるで新築かのように隅々までピカピカにクリーニングしてもらうなど、必ず改善しましょう。

クリーニング代を節約して自分でやろうとすると、水回りなど難しいところもあります。専門家にお任せするのがおすすめです。
地域のニーズとあっていない
一人暮らしに人気の街で一戸建てやファミリーマンションなどを売り出すと、ニーズが合わずになかなか売れないこともあります。
思い切ってシェアハウスにリフォームするなどすると、地域と時代のニーズにマッチし、シェアハウス業者などが買ってくれるかもしれません。

その地域のニーズを聞き出し、合うようにリフォームしてから売り出してみてはいかがでしょうか。
不動産が売れないときに取るべきではない行動とは?
不動産が売れないと焦ってしまい、どうにかしようと何らかの行動を取ることを考えるかもしれません。しかし、このときに間違った行動を取ってしまうとさらなる損失を被ってしまう可能性があるため注意が必要です。
具体的に、不動産が売れないと思ったときに取るべきではない行動には以下のようなものがあります。
- リフォームをする
- 空き家にする
- 不動産を取り壊す
リフォームをする
不動産が売れないときに、リフォームをしてしまうのは避けるべき行動の一つです。綺麗にしたら売れる可能性が上がるのではないかと思ってしまいがちですが、基本的におすすめできません。
また買主によっては購入後に自分の好みにリフォームをしたいと考える人もいます。そのため、売却前のリフォームはかえって売却しづらくなってしまうことがあります。
一方で、同じマンション内で似通った物件が売り出されている場合はリフォームで差別化できる可能性があったり、すぐに住みたい買主には好まれることがあります。

リフォームにも一長一短あるため、売れないと思ったら不動産会社に相談してから考えるのが良いでしょう。
空き家にする
空き家するのもおすすめしません。居住中の不動産を売りに出しているが全然売れないとなると、自分が引っ越したほうが良いのではないかと考えるかもしれません。

しかし、居住中の家は家具などがおいてあるため入居後のイメージが付きやすいというメリットがあります。
一方で、無理に引っ越そうとするとローンや家賃、引越し代など経済的負担が一気に押し寄せるほか、空き家にしてしまうと家が傷みやすくなるなどのデメリットがあります。
そのため、住んでいることによって内覧の都合を合わせづらいといった事情がない限りは、急いで空き家にするのは得策とは言えないでしょう。
不動産を取り壊す
築年数がかなり経過している物件などを取り壊して更地にすることも得策ではありません。
購入者が土地を気に入って購入後に更地にするにしても、建物が取り壊されずに残っていれば購入後の建て替えイメージがつきやすいというメリットがあります。
また1月1日時点で住宅が残っていると、更地に比べて土地の固定資産税が安くなるため売買が成立してから取り壊すのが良いでしょう。
不動産が売れない場合の対処法は?
ここまで、不動産が売れない理由や売れない物件の特徴、またその対策について詳しく紹介しました。それでも不動産がなかなか売れない場合は、こちらの対処法を試してみましょう。
不動産仲介会社を変えてみる
不動産会社には、得意分野や、得意な地域などがあるものです。お願いしている不動産が、もしかするとその会社には苦手な分野、地域なのかもしれません。
媒介契約を結んだ不動産会社を変えてみるのはいかがでしょうか。基本は成功報酬なので、契約を結んだだけではお金は発生しないです。

ただし「売れないから」と言ってすぐに変えられるわけではありません。契約書の中に規約があるので、確認してみてください。
「買取」を検討してみる
売却のほかに、不動産業者が直接物件を買い取ってくれる「買取」という方法もあります。すぐに手放したいときや、現金が手元に欲しいときなどにとても便利です。
ただし気を付けなければならないのは、売却より価格が落ちてしまうこと。一度買取査定をしてもらってから、よく検討するといいでしょう。

売却価格を重視するか、スピードを重視するかによって、使い分けてもいいですね。
駐車場として活用してみる
最近では、敷地の空いているスペースを利用し、駐車場として活用するケースも増えてきています。
わざわざ家を壊すことなく、売れるまでの間だけでも、空きスペースをうまく運用することができますよ。

空き地を有効活用する「駐車場マッチングサービス」などが流行しています。ぜひ利用してみてくださいね。
どんな不動産仲介会社がいいの?
不動産仲介会社を変えるとはいえ、やみくもに不動産会社を変えても、また売れない可能性もあります。そこで、失敗しない不動産会社の選び方をお教えします。参考にしてくださいね。
まずは大手の不動産会社へ
- 知名度があり、お客さんの数が多い
- 大手不動産会社ならではの確かな営業力がある
- 全国に店舗があるので、どこの地域の物件にも対応できる
大手不動産は、知名度が高く、お客さんの数が多いです。お客さんが多いほうが、当たり前に不動産が売れる確率が上がります。
また全国各地に店舗があることが多いので、地方にある物件も幅広く対応可能。まずは大手不動産に乗り換えるのを検討するといいでしょう。
ワンルームマンションから一戸建てまで、さまざまなタイプの不動産の取り扱いがあり、経験も豊富です。どんな物件にも柔軟に対応してくれるでしょう。

やはり大手不動産会社には安心感があります。確かな実績と知識で、ターゲットを絞って狙った営業してくれるでしょう。
地方の物件は地元に根付いている不動産会社を頼るのが◎
- その地域に詳しく、ニーズに合った営業ができる
- 物件を探しているお客さんの情報を持っている可能性が高い
- 大手不動産がない地方では地域密着型不動産が圧倒的有利
場所によっては、大手不動産が参入していない地域もあるでしょう。そんなときは、地域密着型のいわゆる「町の不動産」に頼るのもありです。
「その地域にしかない不動産会社」、「昔からずっとある不動産会社」などは、安定的にお客さんを持っていて営業力も期待できる可能性が高いでしょう。
「売りたい物件の近くにある不動産会社が、実は1番の近道だった」なんてこともあり得ます。地方物件は、地域密着型不動産会社を探してみるといいでしょう。

地域に根付いている不動産会社は、住民から厚い信頼があり、頼りにされている存在です。注目してみては?
神奈川県の不動産の仲介売買なら、ウスイホームのサイトも参考にしてみてください。
ウスイホームは1976年の創業以来、不動産の売買や賃貸、管理、リフォームなど、「住まい」に関することを一つの窓口で対応できる「ワンストップサービス」を横須賀・湘南・横浜エリアにて提供しております。
おすすめ不動産一括査定サイト比較
仲介業者を決める前に、不動産一括査定サイトに登録してみて大体の相場やそれぞれの仲介業者のサービスを比較してみるのもおすすめです。
迷った場合は、下記のおすすめ不動産一括査定サイトを参考にしてみてくださいね。
ランキング根拠はこちらからご覧いただけます。
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複数社への査定依頼で審査価格アップの実例多数
- 大手リクルートグループが運営するサービス!
SUUMO売却査定はタウンワークやゼクシィ、リクナビなどで有名なリクルートグループが運営しているサービスです。
SUUMOでは、全国のエリアごとに売却事例などの情報を掲載しており、さらに不動産会社の店舗の特徴や実績、スタッフ情報も確認できます。
そのため、査定額が妥当か判断しやすく、査定額を提示した不動産会社が信頼できる会社か見極めやすいのです。
同時査定依頼可能数も6社のサイトが多いなか、SUUMOでは10社の査定額から検討することができます※。

対象エリア | 全国 |
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提携会社数 | 2,000社以上 |
同時査定依頼数※ | 10 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
出典:SUUMO売却査定公式サイト ※物件の所在地によっては査定可能会社数が変動する場合があります
すまいValue(バリュー)
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すまいValueは、業界トップ企業6社の直営による不動産一括査定サイトです。そのため提携している不動産会社も、最大一括査定数も下記の6社に限定されています。
- 小田急寺不動産
- 住友不動産販売
- 東急リバブル
- 野村の仲介PLUS
- 三井のリハウス
- 三菱地所のハウスネット
他の一括査定サイトと比べると、かなり少ないと感じるかもしれませんが、上記の6社は不動産業界を牽引する最大手です。
6社の知名度は高く、11万件を超える年間の実績があります。安心して売却を任せられ、確かな営業力でスピーディーに売却が進むと考えられます。
デメリットとして、査定が全て大手企業であることからも、売出中物件は都市部に集中しているようです。地方の方はSUUMOやイエウールなど他の一括査定サイトもあわせて利用することをおすすめします。

対象エリア | 全国 |
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提携会社数 | 6 |
同時査定依頼数 | 6 |
運営会社 | 小田急不動産 住友不動産販売 野村の仲介 三菱地所ハウスネット 東急リバブル 三井のリハウス |
HOME4U(ホームフォーユー)
- 国内初&創業21年の不動産一括査定サイト
- 年間1,400万人が利用し、査定件数は累計50万件!
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- 独自の審査基準で優良な不動産会社を選定
- 完全無料!全国対応!
HOME4Uは、2001年に日本国内で初めてサービスを始めた老舗の不動産一括査定サイトです。
創業21年の間に実績があった不動産会社と提携しており、その数は2,100社以上です。大手から地域密着型の不動産まで、あなたにぴったりの不動産会社が見つかるはずです。
そして、HOME4Uといえば、大手NTTデータグループが培ってきたセキュリティ体制をフルで活用しています。そのため、個人情報の保護の面でも安心で、依頼した不動産会社以外から連絡が来ることはありません。

対象エリア | 全国 |
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提携会社数 | 2,100社以上 |
同時査定依頼数 | 6 |
運営会社 | NTTデータ・スマートソーシング |
出典:HOME4U公式サイト
イエウール
- 全国の不動産会社2,300社以上と提携|地方の不動産にも対応
- 「月間ユーザー数」「提携社数」「エリアカバー率」全てNo.1
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- 一括査定フォームの入力はチャット方式で簡単
- 完全無料!全国対応!
イエウールは、業界最大級の不動産一括査定サイトです。売却成立サポート件数は年間で20万件を超えます。対応エリアの幅が広いことが強みで、都市部はもちろん、地方の不動産会社も多く登録しています。
デメリットとしては、大手不動産会社の登録が少ないことです。気になる方は大手に特化しているすまいvalueとあわせて利用するのがおすすめです。

対象エリア | 全国 |
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提携会社数 | 2,300社以上 |
同時査定依頼数 | 6 |
運営会社 | 株式会社Speee |
出典:イエウール公式サイト
よくある質問
まとめ
不動産が売れないときは、売り出し時期を見直したり、外観、室内ともに清掃を徹底してみましょう。
地域のニーズと合っていなければ、リフォームやリノベーションをしてから売り出してみてはいかがでしょうか。また、「売却金額よりもスピード重視で、早く手放したい」という方は、買取の検討も視野に入れてみてください。
人気都市以外の地方にある物件ならば、その地域に根付いている「町の不動産」を頼ってみるのもいいでしょう。

売れない期間が続くのであれば、放っておかずに何か対策をとるべきです。この記事を参考に早速行動してみることをおすすめします。
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