住宅ローン

住宅ローンのフラット35はやめたほうがいい?デメリットと向いている人の特徴

住宅ローンのフラット35はやめたほうがいい?その本当の理由
【PR】
本記事にはアフィリエイトプログラムを利用しての商品のご紹介が含まれます。本記事を経由しサービスのお申し込みや商品のご購入をした場合、サービスや商品の提供元の企業様より報酬を受け取る場合がございます。

住宅ローンを検討する際、必ず目にするフラット35。そのブランド力たるや、住宅ローンの中でトップクラスの知名度を誇ります。

しかし、そんなフラット35でも「やめたほうがいい?」という疑問を見聞きすることもちらほら。住宅ローンを検討する身の上では、「なぜやめたほうがいいのか?」と、いぶかるのも頷けます。

そこで今回はフラット35は「本当にやめたほうがいいのか?」を理由を交えながら検証。その真相に迫っていきます!

この記事のまとめ
  • フラット35は全期間固定金利の住宅ローン
  • 個人事業主や転職直後の人でも利用できて、団信への加入が不要な点がメリット
  • 変動金利よりも適用金利が高く、頭金が1割未満の場合は金利がさらに高くなることもあるので注意が必要
  • 計画的に返済したい人や、自営業や個人事業主の人健康に不安がある人は利用がおすすめ!
監修者・執筆者情報

小島薫

監修者
小島 薫

【専門分野】金融業・不動産業
【得意分野】
BtoC:ファイナンシャルプランニング及び金融商品・不動産のコンサルテーション業務
BtoB:不動産事業とのアライアンス業務
【所属組織・役職】
株式会社フォーメンバーズ
ネットワーク加盟事業本部 事業本部長
【保有資格】
日本FP協会認定Certified Financial Planner
国家資格1級ファイナンシャル・プランニング技能士
国家資格 宅地建物取引士
国家資格 賃貸不動産経営管理士

平成83月専修大学法学部法律学科卒業後、陸上自衛隊松戸駐屯地勤務。前期教育隊中隊長賞、後期教育隊教導隊長賞など優秀な成績を収める。
訓練の日々に人と接しながら人の役に立つ仕事がしたいと思い、平成114月改めて郵政省へ転職。郵便局の内勤事務にて郵政3事業(郵便・貯金・保険)に携わる。窓口業務の傍ら営業の楽しさに目覚め、簡易保険事業の優秀な営業スタッフが目指す、最高優績者表彰、国際優績者表彰受賞するまでとなる。郵政民営化、リーマンショックの際、さらにステップアップしたいと考え平成201月外資系銀行へ転職。リテール部門にて特別賞を受賞するなど優秀な成績を収める。
ヘッドハンティングを経て平成217月より現株式会社フォーメンバーズにて金融機関窓口セールスの営業力向上のコンサルティングを行うシニアコンサルタントとして活躍。現場スタッフとのコミュニケーションを大切にした手法にて講話、OffJTOJT、仕組みづくりなどを行い、売上対前年比最大700%を達成するなど数々の実績を誇る。
新興系の銀行に対して、住宅ローン推進におけるコンサルティングをしたつながりにより、イオングループによる不動産仲介業ブランドである「オンハウジング」立ち上げに関わる。現在はイオンハウジングネットワーク加盟事業本部の責任者として加盟店の運営・拡大に尽力している。
CFP®︎認定者資格証明書はこちら
宅地建物取引士資格証明書はこちら

田口宗勝

監修者
田口 宗勝

【専門分野】不動産ファイナンス・不動産評価
【得意分野】マーケティング戦略・プロジェクト管理
【所属組織・役職】
株式会社フォーメンバーズ
資産管理事業部
アセットマネジメント部門 課長

【保有資格】
宅地建物取引士

平成6年、武蔵大学を卒業後、旭ダイヤモンド工業(株)に入社。名古屋支店に配属され、中部エリアの自動車関連工場の営業担当として活躍をする。
そこでトヨタのカイゼンシステムを実際に体験し、業務効率化に対する熱い関心を抱く。
しかし、平成7年に起きた阪神・淡路大震災の前日、神戸旅行の予定を胸騒ぎによりキャンセル。この予感が的中し、奇跡的に災害から免れる。この経験から、人生を大切にする決意を固め、いつ死んでも後悔のない人生を送ることを決心する。
その後、札幌のハウスメーカーであるコスモ建設(株)でマネージメントの修行を始める。実際の現場で働きながら、リーダーシップの重要性や効果的な指導法を学ぶ。従業員たちを鼓舞し、モチベーションを高める方法や組織全体を一丸として最高のパフォーマンスに導く手法を体得。現場の実践を通じて、人々を動かし、組織を成長させるために必要なスキルや知識を身につける。
平成13年には、パンダ不動産を創業し、時代の先駆者として注目を浴びる。インターネットを活用した収益物件の全国販売に成功し、多くの投資家から感謝される存在となる。管理とバリューアップを並行して行い、5年後には高い評価を得て売却する手法を確立する。
さらに、グローバルな不動産投資にも進出し、香港やカナダなどで活躍。幅広い人脈を築いたことから金融サービス業にも進出し、成功を収める。
その後、フリーペーパー発行や無料情報チャンネル開設、地元の地上波テレビへの出演などを通じて、広く知名度を上げる。紹介を中心とした営業スタイルに特化し、多くの人々からの信頼を得ることに成功する。
そして、平成30年には、自身のノウハウを全国に広めるために(株)フォーメンバーズに参加。八丁堀店市川妙典店の両店舗での店長を経て、現在は資産管理事業部の課長として、アセット マネジメント部門を統括している。さらに、同社のメディア監修も担当。不動産業界に革新的な情報を提供し、多くの人々を魅了している。洗練されたアイデアと緻密な戦略により、常に業界のトレンドを先取りし、最先端の情報を発信しつづけている。
宅地建物取引士資格証明書はこちら

真壁

執筆者
真壁

不動産購入をしたとき、大体の方が住宅ローンを組みますよね。また、ローンを組むからには金利が低い金融へ融資を受けたいものです。当サイトでは、住宅ローンでおすすめの金融機関を紹介したり、ローンを組む際の注意点等をまとめているので、是非参考にしてみてください。

当サイトが提供する情報について

本コンテンツ内で紹介しているサービスの一部もしくは全てに、広告を含む場合があります。ただ、広告が各サービスの評価に影響をもたらすことは一切ございません。詳しくは、不動産スタディのコンテンツポリシーコンプライアンスポリシーをご確認ください。

※当サイトの記事は、次の法律・規約その他の法令の定めに則り作成しております。
景品表示法
不動産の公正競争規約

フラット35は本当にやめたほうがいい?考えられるデメリット

住宅ローンの中で無視できない存在のフラット35ですが、「やめたほうがいい?」その判断基準には下記の理由がありました。

フラット35を「やめたほうがいい?」判断基準
  • 変動金利ではないから
  • 建物に審査あり
  • 頭金が用意できないと金利アップ
  • 繰上げ返済額が高い
  • 借り換えに弱い

全てデメリットとも捉えられそうな見出しですが、具体的にどんな内容でしょうか?詳しく紹介していきます。

理由①変動金利ではないから

フラット35が採用している金利は、「全期間固定金利型」です。固定金利は住宅ローンの借入時の金融情勢に基づき金利が設定。

一度設定された金利は、完済時までずっと一定です。毎月の返済額が増減しないので安定しており、長期間の返済のプランニングが立ちやすいですね。

ただ、本執筆の2021年の時点においては、金利は銀行が大規模金融緩和を推し進めている低金利時代に突入しています。この点で有利なのが「変動金利型」。

「変動金利型」は市場金利と連動している金利タイプ。そのため、市場金利が低金利の恩恵を受けやすい特徴があります。

本執筆時点で、全期間固定金利型と変動金利の差は1%前後。金利だけ見ると、変動金利型のほうが月々の返済が安くすむことになりますね。

理由②「住宅」に審査あり

住宅ローンを申請する際、通常の金融商品の場合は借りる方の返済能力を審査することになりますが、フラット35は住宅自体にも審査がかかることに。
フラット35の「住宅の審査」の基準
  • 住宅金融支援機構が認める検査に適合する新築または中古住宅
  • 床面積が一戸建て70㎡、マンションの場合は30㎡以上
  • 接道が一般の道に2m以上接している
  • 購入金額(建築金額)が消費税を含め1億円以下の新築・中古住宅

上記の他にも、耐火構造や断熱構造などの事細かい条件が設定されております。詳しくはフラット35の対象となる住宅・技術基準(出典:https://www.flat35.com/loan/tech.htmlをご確認ください。

この審査基準をクリアしないと、物件によっては審査落ちになる場合があり、フラット35の借入ができなくなる可能性があります。

住宅に審査が入る分、銀行よりも長い期間もを見ておく必要がありますね。

理由③頭金が用意できないと金利アップ

融資率とは住宅ローンの借入額を物件の購入価格で割った数値ですが、フラット35の金利は融資率によって左右されるところも気になるポイントです。
【フラット35】融資率による金利の違い
9割超の金利年1.56%
9割以下の金利年1.30%

出典:【フラット35】2019年10月の主な制度変更事項のお知らせ
つまり、頭金を1割程度用意しないと、利息割引の恩恵を受けられないことになります。この金額差は経済的な事情で頭金を用意できない世帯にとっては不利ですよね。

頭金を作るまでに住宅ローンを組まない選択肢もありですね。

理由④繰上げ返済額が高い

フラット35は繰上げ返済額の設定水準が高いこともよく指摘されています。下記は民間金融機関とフラット35を比較した表です。

民間銀行住宅ローンの繰上げ返済額フラット35の繰上げ返済額
1円以上金融機関の窓口:100万円以上
ウェブサイト:10万円以上
繰上げ返済は細かい金額にまで行き届くと、気軽に実行しやすいのですが、フラット35はある程度まとまった金額でないと実行できないのが気になります。

また、申込の期日についても民間銀行が繰上げ返済の1日前までに比べ、フラット35の場合は繰上げ返済の1ヶ月前までと長期間のインターバルが必要です。

理由⑤フラット35Sは借り換えできない

フラット35Sは、優れた省エネ性や耐震性の住宅に適用される住宅ローン。フラット35よりも低金利で借りることができるメリットがあります。

しかし、このフラット35Sは借り換えに対応していないのが残念なところ。新規借入からしか低金利の条件が適用されません。

フラット35の5つのメリット

フラット35のいくつかのデメリットばかりを紹介してきましたが、もちろんフラット35には、魅力的なメリットが多くあります。

「フラット35はやめたほうがいい」かどうかは、メリットを確認してからでも遅くはありません。多くの人に支持されている事実もありますので、まずは1つ1つ確認していきましょう。

メリット①月々の返済額が安定する

フラット35は全期間固定金利を採用していることは先述しましたが、デメリットばかりではありません。毎月の返済額が変わらないというメリットもあります。

固定金利は、時勢により市場金利が高くなっても、契約時の金利を維持できることも評価できるでしょう。

固定金利は震災や恐慌などの経済危機の局面でも急な金利の吊り上げを防ぐセーフティネットになってくれますよ。

メリット②諸費用が安め

金融機関から住宅ローンを融資される際は、住宅ローンの他に諸費用がかかります。諸費用とは住宅ローンの返済額と金利以外に発生する費用の総称です。

「住宅ローン借入時の諸費用」の一例
  • 印紙税
  • 登録免許税
  • 不動産取得税
  • 固定資産税
  • 登記手数料
  • 融資(事務)手数料
  • ローン保証料
  • 仲介手数料
  • 火災保険料
  • 地震保険料
保証料は借入額や金融機関によって異なり、ネット銀行やフラット35では保証料が無料になることが多いです

通常保証料は、諸費用の中で一番ウェイトしめており負担が大きいですが、フラット35の場合借入側にとって負担を軽くさせてくれます

例えば、3,000万円の融資金額とすれば、60,000円程度発生する計算です。この費用が不要になるのは非常に大きいですね。
ただし、ネット銀行やフラット35では、代わりに住宅ローンの「融資手数料」が高額になることが多いので、 保証料が必要かどうかだけでなく諸費用の総額で比較することも重要です。

メリット③国が運営しているので安心

フラット35は住宅金融支援機構と民間金融機関と提携して販売してしている金融商品です。

この住宅金融支援機構とは、国土交通省と財務省が所轄官庁になっている独立行政法人。つまり国がバックボーンになっています。

しかもフラット35は、実質的には住宅金融支援機構が資金的に運営主体として機能している側面があります。

このように国が背景として関わっているため、社会的にも経済的にも申し分がありません。利用者側としては、この上ない安心材料になります。

倒産などの心配をしなくて良いですね。

メリット④人の審査は優しい

フラット35は住宅に審査がある側面がありますが、人に対しては優しい側面があります。下記の表をご覧ください。

【フラット35】の融資条件
年齢申込時の年齢が満70歳未満
年収400万未満400万以上
返済負担率30%以下35%以下

出典:フラット35 申込用件 

 

メインとなる条件は上記の用件に当てはまっているかになります。収入の安定性や将来性などは問われません。

ここが、サラリーマンのような安定型の職種だけではなく、自営業者や個人事業主にも審査が優しいと言われている点です。

メリット⑤団体信用生命保険の加入は任意

団体信用生命保険は、ローンを組んだ当事者が事故や病気などで、万が一ローンを支払うことができないなった場合に保険に加入しておくことで代わりに弁済してくれる制度です。

このため、住宅ローンを組む際は団体信用生命保険の加入を検討材料とすることが多くなるのですが、健康条件が良くないと団体信用保険に加入できません。

また、多くの民間金融機関も団体信用生命保険の加入を融資条件にしており、健康に問題を抱えている方にとっては住宅ローンはハードルが高くなるケースがあります。

その点、フラット35では、団体信用生命保険の加入は任意となっているため、住宅ローン希望者で健康に問題を抱えた方にとっての受け皿になっています。

業界はフラット35を推したくない?

フラット35の選択を銀行や不動産業界から「やめたほうがいい」と言われるケースを良く耳にします。

フラット35は国が主導している金融商品。銀行業界と不動産業界といえば、利用する側と国との間に立つ業界といえますよね。

これらの間を取り持つ業者の方達は、なぜ「フラット35はやめたほうがいい」と思っているのでしょうか?実情を以下で紹介していきます。

銀行業界の本音

「銀行はなぜかフラット35を積極的に勧めてこない」「フラット35の利用を伝えると露骨に嫌な顔をされた」との声をよく見聞きします。

そもそも、フラット35は銀行業界からすれば安心材料。その理由はフラット35には買取型と保証型という2タイプの仕組みからも見てとれます。

買取型は、住宅ローン利用者が民間金融機関と契約後、住宅金融支援機構がその民間金融機関から、その住宅ローン債権を買い上げる仕組み。

対して保証型は、住宅ローン利用者が支払い不能の際、住宅金融支援機構が民間金融会社にローン残高となる保険金を支払った後は、その契約の債権者となる仕組みです。

どちらのタイプも国が回収面を担ってくれるので、貸し倒れになることもありません。リスクが回避されると見てとれるでしょう。

しかし銀行にとっては、独自の住宅ローンを提供することによって、長期の金利収入がえられるという側面があります。

フラット35を利用されると販売手数料とローン返済管理費しか利益をあげられません。つまり、銀行業界にとって「フラット35は儲からない」のです。

「フラット35で住宅ローン契約しても営業成績にもならない」という声もありますね。

不動産業界の本音

不動産業界は、物件売りやすさにこだわります。この点「フラット35は売りづらい」という声を見聞きします。

まずフラット35が採用している金利面が「売りづらい」理由。具体的には、全期間固定金利は銀行の変動金利と見比べた時の金利差です。

低金利の世の中、両方の金利のシミュレーションを並べてみると、変動金利の方が月々の返済額が安くなります。固定金利は購買アクションとしてはフックになりづらいのです。

また、手続き面でも「売りづらい」理由があるようです。それは先述した「住宅に審査」がかかることと関わりがあります。

フラット35の融資を得るためには、その住宅がフラット35に適合しているかを示す「適合証明」を取得する必要があります。

適合証明の検査には10~15万の費用がかかり、書類をまとめ、申請し検査の結果が出るまで1週間~数週間を要します。この手続きが「手間で面倒くさい」というのが本音のようです。

フラット35を選ぶときに考えること

フラット35にはいろいろな捉え方があるようですね。以上を踏まえて、フラット35を選択する時に考えておきたいポイントをまとめてみました。

金利の選択は適正か?

金利は住宅ローンを長く支払っていく上で大切な要素。全期間固定金利がご自身のライフプランとマッチしているかを考えることは大切です。

フラット35の固定金利の安定感が将来的に安心材料になる方は、フラット35は良い検討材料になりでしょう。

身体の健康に問題はないか?

ご自身に健康上の問題があれば、団体信用生命保険の加入ができない可能性が。この点、団体信用生命保険の加入が任意なフラット35は、良き検討材料になります。

民間の金融会社には団体信用生命保険の加入を融資の条件にしている場合あるので、選択肢が少なくなり良い条件の住宅ローンが見つかりづらい可能性があります。

審査に不安がないか?

審査に不安があれば、審査条件が緩いフラット35は検討材料になるでしょう。フラット35ではサラリーマンでも、個人で事業を営んでいる方にも審査条件は一律です。

上記の方がフラット35の利用をおすすめできます。時には銀行マンや不動産営業マンのトークに流されそうになる場合もあるかもしれません。

そんな時でも、話のペースに流されないで、しっかりとバランス感覚を持って冷静に金融商品を比較するようにしましう。

フラット35取り扱っている住宅ローンおすすめ2選

ARUHI「スーパーフラット5S」

aruhi

ARUHIのココがおすすめ
  • 事前審査の結果は最短翌日メールでお知らせ!
  • スーパーフラットは一般のフラット35より低金利
  • 13年連続シェアNo.1

ARUHIのフラット35は、13年連続No.1のシェアを誇っている実績と知名度が豊富な住宅ローンです。フラット35取扱時から、業界で最低水準の金利で商品を提供しているのが特徴で、とにかく金利をおさえたい人におすすめといえます。

WEBで審査から申し込み、契約まで完結するのでわざわざ店舗に出向く必要もありません。とはいえ、大きい金額で不安な人やスタッフの専門的なアドバイスを聞きたいという人には実店舗の利用もできるので安心です。

通常の金融機関と違って、土日祝日も営業している店舗もあります。平日は仕事の休みが取れないという人でも、無理なく来店できるのは嬉しいポイントでしょう。

審査の早さにも定評があり、事前審査は最短で翌日に完了します。審査結果を少しでも早く受けたいという人は、申し込み書類や項目に入力ミスがないように気をつけてくださいね。




保証料や繰上げ返済手数料が無料なので、費用を抑えられますよ。
金利

【自己資金5割以上の場合】

当初5年間:年0.680%

引下げ終了後:年1.680%

(借入期間:21~35年の場合)

事務手数料借入額の2.2%(消費税込)
保証料無料になることが多い
繰上げ返済手数料フラット35の場合無料
(スーパーフラットの場合は有料)
審査

事前:1〜2営業日
本審査:1〜2週間

※2010年度~2022年度統計、取り扱い全金融機関のうち借り換えを含む【フラット35】実行件数(2023年3月末現在、ARUHI調べ)
※追加資料のご提出や審査状況により、さらに審査日数を要する場合があります。
融資実行月の金利が適用になります。住宅購入価額の5割を手持金とした場合の金利です。また、ARUHI 団体信用生命保険(一般団信)に加入した場合、金利に0.28%上乗せされます。
出典:https://www.sbiaruhi.co.jp/product/super_flat/

住信SBIネット銀行フラット35(保証型)

住信SBIネット銀行フラット35(保証型)

おすすめポイント
  • 金利や保証、初期費用などニーズに合わせて2種類のプランを用意
  • 一部繰上返済手数料が無料
  • がんを含めたすべての病気・怪我を0円で保障

住信SBIネット銀行フラット35は保障型と買取型の2種類のプランから、ニーズに合わせて選ぶことができる点が特徴です。とにかく初期費用を抑えたい人向けの買取型と、金利を抑えて保障を充実させたい人向けの保証型があります。

保証型は、団信と全疾病保障が基本付帯となっているのが特徴です。ケガや病気で働けない場合に、毎月のローン返済を0円にすることができて心強い安心感があります。

フラット35で団信が無料、全疾病保障がついているのは珍しいので、固定金利と保障内容にもこだわりたいという人におすすめです。

WEBですべて完結ができる手軽さがありますが、フラット35について詳しく知りたい人や、自分に合うプランがどちらなのかわからないという人にはフラットプラザ」で対面相談ができます。




フラットプラザが近くにない場合は、専属銀行代理店の「ローンプラザ」もあるので、ぜひ利用してみてくださいね。
金利

【保証型・借り入れ比率が8割以下の場合】

2024年1月実行金利:年1.51%
返済期間15〜35年

事務手数料借入額の2.2%(消費税込)
保証料無料になることが多い
繰上げ返済手数料
(税込)

一部:無料
全額:33,000円

条件変更:5,500円

審査

最短7〜14営業日程度

出典:https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/home-loan/flat35/

よくある質問

中古物件を購入しようと考えていますが、フラット35を利用できますか?
はい、大丈夫です。ただ、新築住宅と中古住宅の技術基準が異なります。詳しくはフラット35の対象となる住宅・技術基準(出典:https://www.flat35.com/loan/tech.html)をご確認ください。
フラット35には、家族構成や出身地などで優遇される制度などはありますか?

地方公共団体とフラット35が提携して、金利などを優遇する措置があります。詳しくは【フラット35】地域連携型を連携している地方公共団体(出典:https://www.flat35.com/loan/flat35kosodate/organizations.html)をご確認ください。

フラット35の審査期間はどのくらいかかりますか?
審査自体は1~2ヶ月程度で済みます。ただ実際の融資を受ける際は数ヶ月程度要する場合があります。住宅購入をお考えの際は早めの申し込みをおすすめします。
途中で住宅ローンの支払いをが遅れそうな場合はどうすればいいですか?

支払い遅延になった場合、住宅金融支援機構からの書類がご自宅に届きますが、そのままにしておかず、必ず住宅金融支援機構に連絡しましょう。

連絡もつかないまま支払い遅延が続くと、住宅金融支援機構が競売申し立てを行いますが、一度競売申し立てを行うと、任意売却に応じてくれない場合があります。

まとめ

いかがでしたか?「フラット35はやめたほうがいい」をテーマに検証してきましたが、これまでの内容と踏まえると、全ての人に「フラット35はやめたほうがいい」とは言えませんね。

確かに利用する人によってはデメリットもありますが、反対に多くのメリットも持っている金融商品でもあります。

「フラット35」をおすすめしたい方
  • 金利の見通しが良く、月々の返済額を安定されたい方
  • 健康に難があり、団体信用生命保険に加入できない方
  • 住宅ローンの対人審査に不安がある方

これらのどれかに該当する方は、フラット35が力強い味方になってくれる可能性があります。ぜひご自身の住宅ローンとして検討してみてください!

関連キーワード

・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。