床の張り替えリフォーム費用相場は？DIYや床材・タイミングも解説

床の張替えリフォームを検討するとき「費用相場はいくらくらいだとう」と悩みますよね。

リフォームをするときは費用相場や適切な床材を知っておけば、満足いくリフォームを実現しやすいです。

そこで今回は、床の張り替えリフォームの費用相場や床材の選び方について詳しく解説します。また、自分に合うリフォーム会社を探したい人には見積もり一括査定の利用もおすすめです。

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床リフォームにかかる費用相場

フローリング張り替えの費用相場

床リフォームの際、最も標準的な床材としてフローリングが挙げられます。施工面積や工法などにより異なりますが、目安は以下の通りです。

ひとくちにフローリングと言っても、無垢フローリングか複合フローリングかによっても費用は変動します。

さらに和室を洋室へ変更するケースでは床の下地材から張り替える必要があるので、費用は上記よりも高くなることが予想されます。

まずは予算を立ててから、どのようなリフォームが適切であるかを施工会社に相談してみると良いでしょう。

クッションフロア(CF)張り替えの費用相場

クッションフロア(CF)とは、木目調・タイル調などのデザインが表面にプリントされている、防水性が高いビニール製の床材のことを言います。

選べるデザインのバリエーションが豊富でクッション性が高いので、幼いお子さんやペットが暮らす家庭にもぴったりでしょう。

クッションフロアの床から新たなクッションフロアに張り替える際には、ヘラやカッターを使って剥がす作業が必要です。

施工時間がかかり、床・下地の状態によっては補修作業も必要になるので、トータル費用が高額になってしまうかもしれません。

ドアの開閉がしにくい、床材が二重になって床が柔らかくなるなどの問題が発生する可能性があります。

フロアタイル張り替えの費用相場

フロアタイルとは塩化ビニール素材の床材で、天然素材のような木目調・石目調・アジアン柄などの高級感が演出できる点が魅力です。

デザインが表面にプリントされている点ではクッションフロアと似ていますが、継ぎ目の掃除が手間になる点がデメリットです。

ただし、耐久性に優れていて土足歩行もできるため、水に強く、水回りの床材にぴったりでしょう。

フロアタイルに張り替える後新たに張り替えをする際には、1枚1枚が孤立しているため部分的に張り替えることができます。

カーペット張り替えの費用相場

カーペットは耐水性がないのでメンテナンスが大変な点がデメリットですが、高級感を演出できるので客間などにおすすめです。

最近では機能性が高い商品も増えており、難燃性や耐水性、撥水効果があるものなど、バリエーションが豊富です。

カーペットの素材はウールやアクリル、ナイロンなどが一般的ですが、カラーや質、機能性はさまざまです。コストや使用場所などをよく考慮し、空間の印象や使いやすさから最適な種類を選ぶと良いでしょう。

室内のイメージを変化させてくれるので、コーディネートの主役にもなりますよ。

畳張り替えの費用相場

畳の張り替えリフォームとしては、新調(交換)・表替え・裏返しの3種類があり、この順に施工にかかる手間や料金が増加します。

今回は、6畳の時のそれぞれの種類の価格を比較してみましょう。

畳を何枚使用するかによって費用が異なり、畳のいたみ具合によって新調や表替えなどを使い分けることも可能です。

ひとくちに畳と言っても、使用する畳のグレードによってもかかる費用は異なるので注意が必要です。

さらに戸建て用・マンション用などでも本体価格が変わるので、まずは見積で費用を確認するようにしましょう。

下級品はリーズナブルですが比較的いたみが早いデメリットもあるので、使用目的に応じて適切なものを選ぶことが大切です。

床のリフォームをするタイミングの目安

床リフォームをするタイミングの目安は、以下の通りです。

長年使用していて最近フローリングが劣化してきた、床のへこみや軋み、沈みなどを感じた時が、一般的な床リフォームをするタイミングです。

出産などで子供が増えるなど、家族構成の変化に合わせて柔らかい素材に変えたい際にもリフォームを検討する方が多いようです。

一方、床鳴りや軋み音、たわみなどを感じた場合に、その理由が床材の痛みではなく、他に原因があるケースもあります。

その場合、新しいフローリングに換えても不具合が改善されないことが考えられるので、専門の業者に状態を確認してもらうと良いでしょう。

床リフォームは自分でDIYできる？

少しでも費用を抑えるために、床リフォームを自分でDIYしようと考えている方もいるでしょう。結論から言うと、床リフォームは自分でDIYすることは可能です。しかし、DIYには失敗のリスクもあります。

DIY初心者が、仕上がりの完成度や美しさにおいてプロ同様のクオリティで施行するのは難しいでしょう。

施工日まで床を中途半端に剥がした状態が続いてしまうことがあるので、失敗のリスクを避けるためには最初から業者に依頼することが確実です。

失敗してやり直しになってしまうと、無駄な材料費、時間、労力がかかってしまいます。

【場所別】床リフォームにおすすめの床材

リビング

リビングは普段家族がくつろぐ場所であり、来客を迎える場所でもあります。そのため、ゆっくりくつろげる床材がおすすめです。

白系の床は広く見える視覚効果があるため、桜や樺などの無垢材のデザインは人気があります。

カリン、イペなどの硬い素材を選ぶと足が疲れてしまうので、柔らかい素材を選ぶことがポイントです。

玄関

玄関や廊下、階段は使用頻度が高く傷が付きやすい場所であるため、耐久性が高い床材がおすすめです。

玄関から上がったところは、広がりが感じられるフローリングなどを選ぶと良いでしょう。

足音の響きやすさが気になる方は、クッションフロアや「玄関シート」という商品を貼ることをおすすめします

お風呂・浴室

お風呂や浴室などの水回りには、耐水性に優れた床材を選ぶようにしましょう。裸足で歩く際に冷たさを感じないためにも、タイルよりフローリングやクッションフロアがおすすめです。

オイル塗装でコーティングすれば、比較的長持ちするでしょう。その他、調湿機能や消臭機能が搭載された床材もあります。

部屋の中では比較的狭いスペースなので、高機能の床材を選ぶという方も多いですよ。

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リショップナビの床リフォーム事例

• 施行日数：14日間
• 物権種：一戸建て
• リフォーム費用：300〜400万円
• 施行会社：株式会社快楽住宅

Before

After

出典：リショップナビ公式サイト
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After

出典：ホームプロ公式サイト
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まとめ

今回は、床の張り替えリフォームの費用相場やDIYは可能なのか、床材の選び方などを詳しく解説しました。

フローリングとはいっても床材の種類や施工方法などはさまざまであるため、費用相場は異なります。

まずは予算を立ててから、どのようなリフォームが適切であるかを施工会社に相談してみると良いでしょう。さらに戸建て用・マンション用などでも本体価格が変わるので、まずは見積で費用を確認するのがおすすめです。

見積もりは無料で依頼できるので、複数の床のリフォーム会社を比較して最適な会社を見つけてくださいね。