最新の不動産価格の推移について|地域・建物種別で解説

不動産の売却や購入を考えているが、不動産価格の推移についてよくわからないという方も多いのではないでしょうか?

昨今のコロナ禍の影響もあり、不動産の価格推移についても気になるという方もいるのではないでしょうか。

不動産投資やマイホームの購入を検討している方にとって、不動産価格の推移についてはしっかり調査しておかなければなりません。

 不動産価格の推移を知ることで、土地や建物の売却や購入のタイミングを測る目安とすることが可能です。

再開発やイベントなどで、人の流入が活発になることが予想されるエリアであればなおさらでしょう。

そこで、今回の記事では最新の不動産価格の推移についてやコロナの影響を踏まえた不動産価格について、地域や用途別に解説していきます。

【最新】不動産の価格推移について

借り換えの準備

最新の不動産の価格推移を知るための指標として、国土交通省より公表されている不動産価格指数が参考になるかと思われます。

最新の不動産の価格推移を把握するためには、国土交通省が公表している「不動産価格指数」と「公示価格」を確認する必要があります。

不動産価格指数の推移を見て、地域別・建物用途別で不動産価格を確認していきましょう。

不動産価格指数

国土交通省が毎月に表す指標で、不動産市場や不動産価格の動向・変動を表す指数のこと

公示価格

国土交通省が毎年1月1日時点における全国の標準地の土地価格。

全国約26,000地点で調査を実施

不動産価格指数|コロナ禍の影響も回復傾向

不動産価格指数|コロナ禍の影響も回復傾向

不動産価格指数から見た全国の不動産価格の推移はコロナ禍の一時的な下落からも回復傾向にあるようです。

住宅ではリモートワークの増加によるニーズの増加や商業施設などは徐々に外出の機会も増えた影響から回復傾向にあります。

不動産価格指数(住宅) R3.9 R3.8  R3.7  R2.9
住宅総合 122.5 123.2 122.0 114.6
マンション 170.1 168.7 167.3 154.5

出典:不動産価格指数 「全国の不動産価格指数の推移(住宅)」

不動産価格指数(商業) R3.3Q R3.2Q R3.1Q R2.3Q
商業用総合 125.3 123.5 122.7 117.8
オフィス 147.1 140.1 145.2 133.8

出典:不動産価格指数 「全国の不動産価格指数の推移(商業用不動産)」

上記の不動産価格指数の数値からもコロナ禍の一時的な下落はあったものの、住宅総合・商業総合も回復傾向にあることがわかります。

人々の経済活動はコロナ禍の影響で変化しつつありますが、リモートワークによる住宅のニーズ・日用品のニーズは普遍的なものであり、今後も回復の状態が続くでしょう。

不動産価格指数|住宅の価格推移

不動産価格指数(住宅)

  グラフの中で突出しているのがマンション(区分所有)の不動産価格指数です。

中古物件が主であるところから、リノベーション目的での購入が上昇の一因ではないかと思われます。

リノベーションとは、建物の躯体だけを残して作り変える手法です。

部屋を自分の好みでデザインしたい方に向いています。 リノベーション目的であれば、都市部で築年数15年から20年のマンションが狙い目かもしれません。

ほかの理由として考えられるのは、東京オリンピック・パラリンピックの開催を見越した投機目的でのタワーマンションなどの購入が活発化した点があげられます。※東京オリンピックは2021年7月23日~8月8日に開催 ※東京パラリンピックは2021年8月24日~9月5日に開催

住宅ローン減税制度の浸透

マンションの不動産価格指数が上昇した背景として、住宅ローン減税制度(住宅借入金等特別控除)の浸透も忘れてはなりません。

 住宅ローン減税制度が適用された際には、毎年12月31日時点の住宅ローン残高の「1.0%に相当する金額を所得控除額」として計上可能となります。

2022年5月時点の住宅ローン減税制度の概要は次のとおりです。

項目 2014年3月までに居住開始 2014年3月から2021年12月に居住開始 2019年10月から2022年12月に居住開始
控除期間 10年間 10年間 13年間
控除率 1.0% 1.0% 1.0%
最大控除額 2,000万円×1.0%×10年=200万円 ※新築、未使用の長期優良住宅の場合 4,000万円×1.0%×10年=400万円 ※新築、未使用の長期優良住宅(低炭素住宅)の場合 1年目から10年目 4,000万円×1.0%×10年=400万円 11年目から13年目 80万円 ※新築、未使用の長期優良住宅(低炭素住宅)の場合
住民税からの最大控除額 年間:97,500円 ※前年度課税所得×5.0% 年間:136,500円 ※前年度課税所得×7.0% 年間:136,500円 ※前年度課税所得×7.0%
主な要件 50㎡以上の床面積 住宅ローンの設定期間が10年以上 50㎡以上の床面積 ※一定の期間内の契約は40㎡以上 (新築注文住宅:2020年10月1日から2021年9月30日) (分譲住宅の取得など:2020年12月1日から2021年11月30日) (40㎡以上50㎡未満は、年間合計所得が1,000万円以下の年のみ適用) 住宅ローンの設定期間が10年以上 50㎡以上の床面積 ※一定の期間内の契約は40㎡以上 (新築注文住宅:2020年10月1日から2021年9月30日) (分譲住宅の取得など:2020年12月1日から2021年11月30日) (40㎡以上50㎡未満は、年間合計所得が1,000万円以下の年のみ適用) 住宅ローンの設定期間が10年以上 消費税10%での住宅購入 居住開始が2021年1月1日から2022年12月31日の場合、一定の期間内の契約が必須 (新築注文住宅:2020年10月1日から2021年9月30日) (分譲住宅の取得など:2020年12月1日から2021年11月30日)

「一定の期間内の契約」が条件となるため、次の期間以降に契約した方は住宅ローン減税制度の対象外となります。ご注意ください。

新築注文住宅:2020年10月1日から2021年9月30日 分譲住宅の取得など:2020年12月1日から2021年11月30日
 2021年10月1日以降に新築注文住宅の契約、2021年12月1日以降に分譲住宅の取得契約をした方は、住宅ローン減税制度が適用されません。ご了承ください。

不動産価格指数|商業用不動産の価格推移

不動産価格指数(商業用不動産)

出典:国土交通省

商業用不動産に関しては、住宅用のマンション(主に中古物件)のようなわかりやすい指数を示していないことが伝わってきます。

経済状況の影響を大きく受けてしまうことがその理由かもしれません。

2020年の第2四半期から2021年の第2四半期にかけて、工場の不動産価格指数が大幅に下落傾向であることが目に付きます。

【不動産価格の推移】戸建てについて

住宅ローンのある家

地域別での価格推移を確認していきましょう。対象となる地域は以下の通りです。

一戸建て住宅の不動産価格指数
  • 南関東圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)
  • 名古屋圏(岐阜・愛知・三重)
  • 京阪神園(京都・大阪・兵庫)

南関東圏|一戸建て不動産の価格推移について

日本の住宅ローン金利

南関東圏の一戸建て住宅の不動産価格推移は変化はなく、横ばいの年が続いておりましたが、2020年以降についてみると上昇しております。

 上昇傾向の背景にはコロナ禍による「テレワーク」や「在宅勤務」などによる住宅に滞在する期間が長くなったことがあるでしょう。

南関東圏の不動産価格指数 (1)

出典:国土交通省

上記からも南関東圏の一戸建て住宅価格の不動産価格指数は過去10年間のグラフがほぼ横ばいであることがわかります。

また、直近の1年間の南関東圏における不動産価格指数の変動についてまとめたものが以下の表になります。

不動産価格指数 対前月比(%)
2021年1月 102.5 ▲0.1
2021年2月 103.4 0.9
2021年3月 103.9 0.5
2021年4月 103.4 ▲0.5
2021年5月 104.3 0.8
2021年6月 106.1 1.7
2021年7月 110.3 4.0
2021年8月 107.9 ▲2.2
2021年9月 109.0 1.0

出典:国土交通省

上記で示した、過去1年間の一戸建ての不動産価格指数についての変動からわかるとおり、前月日がマイナスになっているところは少なく、安定して上昇を続けているのが確認できます

南関東圏の一戸建て不動産価格は名古屋圏・京阪神圏と比べ価格の変動が小さく、数年間は緩やかな価格上昇が続いています。

名古屋圏|一戸建て不動産の価格推移について

並ぶ車

名古屋圏内においても南関東圏と同じように横ばいの傾向が続いておりました。

南関東圏と名古屋圏を比べてみるとグラフの変動が大きいため市場が不安定であるところが見受けられます。

名古屋圏の不動産価格指数

出典:国土交通省

上記グラフからも名古屋圏の不動産価格については過去10年間のグラフがほぼ横ばいであることがわかります。

また、過去の1年間の名古屋圏おける不動産価格指数の推移をまとめたものが以下の表になります。

不動産価格指数 対前月比(%)
2021年1月 105.5 0.5
2021年2月 104.8 ▲0.6
2021年3月 107.6 2.6
2021年4月 107.7 0.1
2021年5月 106.3 ▲1.4
2021年6月 106.7 0.4
2021年7月 106.9 0.2
2021年8月 108.7 1.7
2021年9月 105.6 ▲2.9

出典:国土交通省

上記で示した表からもわかるように、前月日がマイナスになっているところは少なく、安定して上昇を続けているのがわかるでしょう。

 しかし、名古屋圏での不動産価格指数は南関東圏に比べて価格の変動が不安定なため、価格変動の推移を確認していく必要がありそうです。

京阪神圏|一戸建て不動産の価格推移について

自分にあった不動産会社

南関東圏・名古屋圏・京阪神圏でも戸建て住宅における不動産価格指数の違いはほとんどないということもわかるかと思います。

京阪神圏 の不動産価格指数

出典:国土交通省

上記グラフからも京阪神圏の住宅価格の指数については過去10年間のグラフがほぼ横ばいであることがわかります。

また、直近の1年間の京阪神圏おける不動産価格指数の推移・変動をまとめたものが以下の表になります。

不動産価格指数 対前月比(%)
2021年1月 102.9 ▲3.0
2021年2月 106.3 3.3
2021年3月 105.1 ▲1.1
2021年4月 105.1 0.0
2021年5月 113.8 8.2
2021年6月 108.4 ▲4.7
2021年7月 110.9 2.3
2021年8月 112.1 1.1
2021年9月 112.5 0.4

出典:国土交通省

上昇傾向にあっても、2021年1月では-3.0%、6月では-4.7%と大幅な下落もありますので、一戸建ての不動産価格相場の変動にこまめに確認が必要になります。

一戸建て価格|おうち時間の増加によりニーズ増

おうち時間 家の中

コロナ禍の影響により、住宅ニーズは増加中で「おうち時間」を有意義に使いたいという方は多くいます。そのため、一部地域を除く住宅価格は上昇傾向にあり、戸建て住宅のニーズは高まりつつあります。

一軒家売却価格(万円) と 前年度比(%)

出典:公益社団法人 不動産流通機構 全国版Market Watch(2021年12月度)

東京・大阪では売却価格は前年度比で下落しているようですが、埼玉県10%・神奈川4.9%・福岡2.2%の増加が見られます。

地方都市での戸建て売却価格が高騰していることは、今後の「コロナ禍の状況」を鑑みても継続していくことが予想されるでしょう。

【不動産価格の推移】マンションについて

住宅ローンのある家

次にマンションにおける不動産価格指数を確認していきましょう。対象となる地域は以下の通りです。

マンションの不動産価格指数
  • 南関東圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)
  • 名古屋圏(岐阜・愛知・三重)
  • 京阪神園(京都・大阪・兵庫)

南関東圏|マンションの価格推移について

新しい家

南関東圏におけるマンション価格については上昇傾向にあり、マンション売却をするなら1番高く売れる時期であると考えられるでしょう。

下記のグラフは2008年からの南関東圏におけるマンションの価格推移についてをまとめたグラフになります。

南関東圏の不動産価格指数

出典:国土交通省

過去10年間のグラフからでもマンション価格は大幅な右肩上がりであり、大幅な価格上昇が起きていることがわかるでしょう。

また、過去1年間の南関東圏おける不動産価格指数の推移についてまとめたものが以下の表になります。

不動産価格指数 対前月比(%)
2021年1月 151.1 ▲0.3
2021年2月 153.6 1.7
2021年3月 153.8 0.2
2021年4月 155.7 1.2
2021年5月 158.0 1.5
2021年6月 158.0 0.0
2021年7月 161.4 2.2
2021年8月 163.2 1.2
2021年9月 164.9 1.0

出典:国土交通省

南関東圏のマンション価格については、大幅な下落は見られずに、安定して上昇していることがわかります。

南関東圏の不動産については一戸建てもマンションでも安定して価格が上昇しています。

名古屋圏|マンションの価格推移について

遠方にある家の査定

名古屋圏におけるマンション価格についても、南関東圏と同様に右肩上がりの状況が続いております。

南関東圏と比較してみるとと若干ではありますが、マンション価格の下落があったことがありますが、右肩上がりの状況は同様となります。

名古屋圏の不動産価格指数

出典:国土交通省

上記グラフからも過去10年間のグラフからでもマンション価格は大幅な右肩上がりであることがわかります。

また、直近の一年間の名古屋圏おける不動産価格指数の推移をまとめたものが以下の表になります。

不動産価格指数 対前月比(%)
2021年1月 161.5 ▲0.7
2021年2月 161.5 0.0
2021年3月 158.5 ▲1.8
2021年4月 160.4 1.2
2021年5月 159.5 ▲0.6
2021年6月 167.2 4.8
2021年7月 165.3 ▲1.2
2021年8月 167.1 1.1
2021年9月 167.5 0.2

出典:国土交通省

名古屋圏のマンション価格についても、南関東圏と同様に安定して上昇しており、多少の下落がありますが、右肩上がりで価格が上昇しております。

京阪神圏|マンションの価格推移について

持家の価値

京阪神圏におけるマンション価格についても、南関東圏と同様に上昇傾向が続いております。

南関東圏と比べると少しマンション価格の下落傾向があったことがありますが、右肩上がりの状況は同様となります。

京阪神圏 の不動産価格指数

出典:国土交通省

上記グラフから分かる通り、過去10年間でマンション価格は大幅な右肩上がりであることがわかります。

また、直近の一年間の京阪神圏おける不動産価格指数の推移をまとめたものが以下の表になります。

不動産価格指数 対前月比(%)
2021年1月 164.0 ▲0.2
2021年2月 165.7 1.1
2021年3月 162.6 ▲1.9
2021年4月 166.0 2.1
2021年5月 169.0 1.8
2021年6月 171.1 1.3
2021年7月 170.6 ▲0.3
2021年8月 171.2 0.4
2021年9月 172.3 0.6

出典:国土交通省

京阪神圏のマンション価格の過去1年間の不動産価格指数についての変動では、連続してマイナスした月はなく、安定して価格が上昇しているのがわかります。

京阪神圏のマンション価格は他の南関東圏・名古屋圏と比較しても上がり幅が大きいため、マンション価格の上昇が大きいです。

マンション価格|東京五輪後も安定して人気

オリンピック後はマンション価格が落ちるのか

マンションの需要は相変わらず高く、先ほども解説した通り、首都圏エリアのマンション価格は右肩上がりで上昇、中古マンションの価格帯も年々高くなっているのが現状です。

また、東京オリンピック閉幕後の選手村(晴海・勝どき)では不動産市場に大きな変化をもたらすと予想されていましたが、一貫してマンション価格は上昇しているようです。

【全国】マンション売却価格(万円) と 前年度比(%)

出典:レインズ 「サマリーレポート」

上記で示しているレインズ「サマリーレポート(2022 年 1 月度)」においても、首都圏エリアのマンション価格は前年度比で上昇、特に東京では7.8%の上昇がありました。

コロナ禍での「東京オリンピック」も終えて、首都圏エリアのマンション需要は引き続き大きいことがわかります。上記のような大幅な上昇が今後も続くとは限らないので、情報収集が必要でしょう。

【不動産価格の推移】土地について

土地の測量

最後に土地における地域別での価格推移を確認していきましょう。対象となる地域は以下の通りです。

土地の不動産価格指数
  • 南関東圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)
  • 名古屋圏(岐阜・愛知・三重)
  • 京阪神園(京都・大阪・兵庫)

南関東圏|土地の価格推移について

不動産価格の変動

南関東圏の土地の価格については不動産価格指数を参照してみると、緩やかに上昇しているようです。

2020年ごろからは上昇傾向が大きくなっていることもわかるでしょう。

南関東圏の不動産価格指数 (1)

出典:国土交通省

上記グラフからも過去10年間の土地価格はほぼ横ばいかわずかに上昇傾向にあります。

また、過去1年間の南関東圏おける不動産価格指数の変動についてまとめたものが以下の表になります。

不動産価格指数 対前月比(%)
2021年1月 112.1 6.6
2021年2月 108.1 ▲3.6
2021年3月 106.3 ▲1.6
2021年4月 109.2 ▲2.7
2021年5月 103.7 2.7
2021年6月 113.5 9.5
2021年7月 111.7 ▲1.6
2021年8月 117.1 4.8
2021年9月 109.9 6.2

出典:国土交通省

名古屋圏|土地の価格推移について

戸建てのメリット

不動産価格指数についての名古屋圏の住宅地価格をみると、全体的に下降傾向にあるようです。

名古屋圏の不動産価格指数

出典:国土交通省

過去の直近10年間の推移を確認すると、100を下回る期間が多く、他の南関東圏・京阪神圏エリアよりも価格の下落が多く見受けられます。

また、直近の一年間の名古屋圏おける不動産価格指数の推移をまとめたものが以下の表になります。

不動産価格指数 対前月比(%)
2021年1月 100.4 3.3
2021年2月 94.9 ▲5.4
2021年3月 97.6 2.8
2021年4月 97.8 0.2
2021年5月 98.1 0.3
2021年6月 100.0 2.0
2021年7月 96.90 ▲3.1
2021年8月 98.8 1.9
2021年9月 95.0 ▲3.8

出典:国土交通省

直近1年間の推移をみるとわずかに上昇傾向にあります。

しかしこのまま名古屋圏の住宅地の価格が上昇し続けるかは予測が難しいため、今後の動向についても確認をするべきでしょう。

京阪神圏|土地の価格推移について

中古物件

京阪神圏の土地の価格は不動産価格指数を参考にすると右肩上がりの上昇傾向にあり、2021年6月から大幅に不動産価格が上昇し続けております。

南関東圏と比べてみても上昇幅は大きいところが、京阪神圏の特徴になっているでしょう。

京阪神圏 の不動産価格指数

出典:国土交通省

直近10年間のグラフ推移を確認すると、上昇傾向になっていることがわかります。

また、直近の1年間の京阪神圏おける不動産価格指数についての推移をまとめたものが以下の表になります。

不動産価格指数 対前月比(%)
2021年1月 108.1 0.4
2021年2月 104.3 ▲3.5
2021年3月 108.0 3.6
2021年4月 109.0 0.9
2021年5月 102.3 ▲6.2
2021年6月 106.1 3.8
2021年7月 109.0 2.7
2021年8月 116.1 6.4
2021年9月 109.3 5.9

出典:国土交通省

直近1年間の価格を確認しても、2021年8月には+6.4%の上昇があり大幅に価格が上がっていることがわかります。

土地価格|コロナ禍の影響は回復傾向

土地の仲介手数料

商業地域の土地価格帯はコロナ禍の影響を特に受けたようですが、コロナ禍から数年経った2022年現在は下落も落ち着き回復傾向にあるようです。

商業地域では経済活動が止まってしまった時期もあり、大きく下落した時もありましたが現在は回復傾向にあります。

【商業用地】全国の不動産価格指数

出典:国土交通省 「不動産価格指数(令和3年9月・令和3年第3四半期分)」

上記の結果からも商業地域にも回復の兆しが見えており、経済活動が再開し、商業施設にも活力が出てきていることがわかります。

不動産価格の今後の推移

大阪 夜景

不動産価格は全体として回復傾向、コロナ禍の日本も対策を講じて、少しづつ経済活動が再開されWithコロナの現代社会を歩みつつあります。

今後の不動産価格の推移を検討していく上で、不動産価格に影響を及ぼすような経済的事情を考えると「コロナ禍の対策」「東京オリンピック後の動向」「2025大阪万博」でしょう。

不動産価格の今後の要因
  • 東京オリンピック後の動向
  • コロナ禍における動向
  • 2025年大阪万博による動向

東京オリンピック後の動向

オリンピック後はマンション価格が落ちるのか

2021年7月には2020年から延期されていた東京オリンピックが開催されました。

本来であれば多くの人が東京に向かい、人で溢れかえって活気も出るはずだったのですが、政府やオリンピック協会により「無観客」で開催され、無事終了しました。

 東京オリンピック後は不動産価格は大暴落すると言われていましいたが、東京を中心としてマンション価格が上がり続けているのが特徴です。

不動産価格指数(住宅)(令和3年4月分)

ただし、今後の経済状況や災害などの問題により、もしかしたら売却価格が下がることもあるかもしれません。大幅に下落することはないかもしれませんが、徐々に下がっていく可能性はあるのです。

不動産の価格変動の特質上、急激な上昇・急落は考えづらいですが、今後コロナ禍に加えて災害などによって価格変動が予想されるでしょう。

コロナ禍における動向

コロナはマンションの売り時に影響している?

「東京オリンピック」を終えた日本ですが、引き続きコロナ禍の現象は続いていきそうです。政府も新型コロナウイルス感染症対策として「まん延防止等重点措置」をし、経済活動を部分的に抑制しています。

 そのため、一部地域の飲食店では人数制限・時間制限が設けられたり、外出・移動の制限や「テレワーク」の普及が考えられるでしょう。

引き続き住宅の需要は高まり、商業施設では一定の需要が見込まれることが考えられるでしょう。商業系の不動産価格の動向は政府の政策についてもしっかり調査しておく必要があります。

2025年大阪万博による動向

大阪

不動産価格に今後大きな影響を与える要因として、2025年の大阪国際博覧会(万博)が考えられるでしょう。

開催場所は「大阪 夢洲」、想定来場者数は2820万人、経済波及効果はおよそ2兆円と考えられています。大阪万博では、「持続可能な開発目標の達成」が期待されています、
出典:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会

大阪万博

出典:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会「海と空を感じられる会場」

大阪万博では会場である「夢洲」をはじめとする大幅なインフラ整備が必要となるため、それに伴って不動産の価格は大幅に上昇するであろうと考えられます。

実際に、東京オリンピック開催のために行われたインフラ整備(道路・選手村など)により、地価は上昇していきました。

 東京オリンピックでの地価上昇はインフラ整備前から始まっていたことを考えると、大阪の不動産価格は上昇することが予想できるでしょう。

不動産価格を知るための不動産一括査定サイトについて

広告 PC サイト

不動産売却を適正な売却価格で行なっていくためには、不動産がいくらくらいで売れるのか、相場を把握することが大切です。

 不動産を高く売るためには、まず不動産の相場を知ることが重要でしょう。

不動産の相場を知るためには、実際に売りたい物件の近くの不動産会社を回ったり、不動産一括査定サイトを使うと相場を調べることが可能です。

不動産一括査定サイトを使うことで自宅から簡単に業者へ簡易査定の見積り依頼ができ、時間がない方にも非常に便利です。

当サイトで行なった独自アンケート調査の結果では、「不動産会社の選び方で最も参考にした情報元は何ですか?」の質問に対して、「不動産一括査定サイト」と回答した方は46.9%となりました。

【アンケート結果】Q4 不動産会社の選び方で最も参考にした情報元は何ですか?
参考にした情報元 割合
不動産一括査定サイト 46.9%
口コミや友人からの情報 22.4%
不動産会社のWebサイト 22.4%
銀行の紹介 1.4%
その他 7.0%

出典:不動産スタディ 「Q4 不動産会社の選び方で最も参考にした情報元は何ですか?

どの不動産一括査定サイトがいいかよくわからないという方は、ぜひ次で紹介する不動産一括査定サイトを参考にしてください。

おすすめの不動産一括査定サイト

SUUMO売却査定

SUUMO売却査定の紹介

SUUMO売却査定のココがおすすめ
  • 当サイト独自アンケートで人気No.1!
  • 大手リクルートグループが運営するサービス!
  • 有名なSUUMOに自物件を掲載可能!
  • 提携社数2000社以上!10社同時比較可能!
  • 完全無料!全国対応!

SUUMOはタウンワークやゼクシィ、リクナビなどで有名なリクルートグループが運営しているサービスです。

SUUMOでは、全国のエリアごとに売却事例などの情報を掲載しており、さらに不動産会社の店舗の特徴や実績、スタッフ情報も確認できます。

そのため、査定額が妥当か判断しやすく、査定額を提示した不動産会社が信頼できる会社か見極めやすいのです。

 不動産売却に不安は付き物ですが、SUUMOは事前に十分なリサーチができるので、安心安全な取引ができる仕組みになっています。

同時査定依頼可能数も6社のサイトが多いなか、SUUMOでは10社の査定額から検討することができます。

そして、SUUMOを利用して不動産契約をすると、知名度が高いSUUMOに物件の広告を掲載でき、早期の売却が期待できます。

掲載している不動産会社も幅広く、どのサイトを使うか迷ったならまずはSUUMOを利用することがおすすめです。
対象エリア 全国
提携会社数 2000社以上
同時査定依頼数 10
運営会社 株式会社リクルート

出典:SUUMO売却査定公式サイト

すまいValue(バリュー)

すまいValueの紹介

すまいValueのココがおすすめ
  • 他社にはない業界最大手6社で査定ができる
  • 年間取引数は6社合計11万件以上の実績
  • 顧客満足度96.7%
  • 大手ならではの交渉力・スピード感|売却まで平均2.7ヶ月
  • 完全無料!全国対応!

すまいValueは、業界トップ企業6社の直営による不動産一括査定サイトです。そのため提携している不動産会社も、最大一括査定数も下記の6社に限定されています。

すまいValueに登録している不動産会社
  • 小田急不動産
  • 住友不動産販売
  • 東急リバブル
  • 野村の仲介PLUS
  • 三井のリハウス
  • 三菱地所ハウスネット

他の一括査定サイトと比べると、かなり少ないと感じるかもしれませんが、上記の6社は不動産業界を牽引する最大手です。

6社の知名度は高く、11万件を超える年間の実績があります。安心して売却を任せられ、確かな営業力でスピーディーに売却が進むと考えられます。

 実際に顧客満足度も高く、96.7%以上の人が「トラブルなく安心・安全に取引できた」と答えています。

デメリットとして、査定が全て大手企業であることからも、売出中物件は都市部に集中しているようです。地方の方はSUUMOイエウールなど他の一括査定サイトもあわせて利用することをおすすめします。

大手不動産会社に任せたい方、都市部の物件を持つ方には特におすすめです。
対象エリア 全国
提携会社数
同時査定依頼数
運営会社 小田急不動産 住友不動産販売 野村の仲介
三菱地所ハウスネット 東急リバブル 三井のリハウス

出典:すまいValue公式サイト

イエウール

イエウールの紹介

イエウールのココがおすすめ
  • 全国の不動産会社1,900社以上と提携特に地方の不動産に強い 
  • 「月間ユーザー数」「提携社数」「エリアカバー率」すべてNo.1
  • 累計利用者数1,000万人以上
  • 一括査定フォームの入力はチャット方式で簡単
  • 完全無料!全国対応!

イエウールは、業界最大級の不動産一括査定サイトです。11万件を超える年間の実績しています。

対応エリアの幅が広いことが強みで、都市部はもちろん、地方に強い不動産会社も登録しています。

 むやみに登録企業を増やしているわけではなく、お客さんからクレームが多い会社は徹底的に排除しており、常にユーザーが安心できるサービスを提供しています。

デメリットとしては、大手不動産会社の登録が少ないことです。気になる方は大手に特化しているすまいvalueとあわせて利用するのがおすすめです。

他社サイトでは対応できない地方のエリアもカバーしているため、地方に物件を持つ方には特におすすめです。
対象エリア 全国
提携会社数 1900社以上
同時査定依頼数
運営会社 株式会社Speee

出典:イエウール公式サイト

住友不動産販売

住友不動産販売の紹介

住友不動産販売のおすすめポイント
  • 問い合わせから売却までマンツーマンの営業体制
  • 顧客満足度94.1%!
  • 年間購入相談件数18万件以上
  • 売却中の室内をより魅力的にするバーチャルステージング
  • 完全無料!全国対応!

住友不動産販売の特徴は、営業担当者がマンツーマンでついてくれることです。

お問い合わせ時から売却後のアフターフォローまで、一貫して担当者がついてくれるため、責任のある取引をしてくれるでしょう。そうした丁寧なサービスから、顧客満足度は94.1%となっています。

また、独自サービスのバーチャルステージングは、360°カメラで撮影したマンション室内の写真を加工するサービスです。余計なものを消して、素敵な家具を配置することで、買い手が購入後の暮らしをイメージできます。

担当者とのマンツーマンでのやり取りには安心感があります。信頼できる担当者に任せたいという方には、特におすすめです。
対象エリア 全国
提携会社数 -
同時査定依頼数 -
運営会社 住友不動産販売株式会社

出典:住友不動産販売公式サイト

人気の不動産一括査定サイトを比較紹介した記事もございますので、気になる方はこちらをご覧ください。

よくある質問

不動産の価格は下落していますか?
不動産価格指数の全体値をみると、住宅地も一戸建て、マンションでも上昇していることがわかります。

ただ前月比をみると下落しているところもありますので、今後の不動産価格の動向は確認しなければなりません。


商業用不動産の価格は下落していますか?
商業用不動産価格は2020年ごろには一度コロナの影響もあり下落しましたが、2021年には回復の傾向があります。

商業用の不動産価格指数を参考にしてみると、2021年9月期では前月比で1.5%の上昇しております。


一戸建ての不動産価格は下落していますか?
一戸建ての不動産価格は横ばいか上昇傾向にあります。

過去10年間の推移をみると横ばいの傾向でしたが、近年コロナの影響もあり、一戸建て住宅の需要も増えているため、住宅価格も上昇しております。


マンションの不動産価格はどうですか?
マンションの不動産価格は大幅に上昇しております。

コロナの影響もあり、区分マンションの不動産価格は大幅に上昇しており、売却を考えるのであれば、1番高く売れる時期の可能性が高いでしょう。


住宅地の不動産価格はどうですか?
住宅地の不動産価格は緩やかに上昇かほぼ横ばいの状態です。

名古屋圏の住宅地の不動産価格は直近の数年間は下落の傾向にありましたが、ここ1年間で上昇しております。今後も上昇するかは予測しづらいので動向を確認しましょう。


不動産価格を知るためにはどうすればいいですか?
不動産一括査定サイトで複数社の見積りをもらい相場を知ることが大切です。

不動産一括査定サイトを利用することで、複数の不動産会社から一括で見積り依頼ができるため、忙しい方でも簡単に相場を把握できるでしょう。


おすすめの不動産一括査定サイトは?
SUUMO売却査定がおすすめになります。

一括査定サイトの中でも画面がわかりやすく、提携社数もトップクラスに多いです。実際に当サイトでも独自調査にて人気No.1になりました。

まとめ|不動産価格は上昇傾向、2022年こそ売却のチャンス

不動産価格はここ1年間で上昇傾向にあることがわかったかと思います。

特にマンション価格は大幅な上昇しており、区分マンションの価格は右肩上がりで上昇を続けております。

コロナの影響もあり、マイホームの重要性を見直している方も多いため、住宅としての不動産購入や投資としての不動産購入をする方も増えてきています。

 マンション売却を検討している方であれば、今の時期が高く売れる可能性が高いので、不動産一括査定サイトを利用しつつ、高値で不動産売却ができるようにしましょう。

 不動産価格の推移は、社会情勢や経済状況と密接にリンクしているのは確かです。不動産価格推移だけをチェックするのではなく、日経平均リアルタイムチャート最新預金平均金利情報などにも興味を持つことをおすすめします。

・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。
おすすめの記事