玄関リフォームの費用相場とは?使える補助金や注意点も徹底解説
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玄関リフォームをするとき、「玄関ドアを修理したいけど費用相場はどれぐらい?」「低価格でできる?」と疑問を持つ方が多くいるでしょう。

実際に玄関リフォームの費用相場としては場所にもよりますが、おおよそ数万円〜30万円以上で施工できます。

そこで今回は、玄関各所によってリフォームにかかる費用相場やリフォーム時の補助金、事前に知っておくべき注意点について詳しく解説していきます。

費用をなるべく安く抑えたい方は、無料一括見積もりサイトの利用でどこが安く請け負ってくれるかの業者比較もできますよ。
監修者・執筆者情報

小島薫

監修者
小島 薫

【専門分野】金融業・不動産業
【得意分野】
BtoC:ファイナンシャルプランニング及び金融商品・不動産のコンサルテーション業務
BtoB:不動産事業とのアライアンス業務
【所属組織・役職】
株式会社フォーメンバーズ

ネットワーク加盟事業本部 事業本部長
【保有資格】
日本FP協会認定Certified Financial Planner
国家資格1級ファイナンシャル・プランニング技能士
国家資格 宅地建物取引士
国家資格 賃貸不動産経営管理士

平成83月専修大学法学部法律学科卒業後、陸上自衛隊松戸駐屯地勤務。前期教育隊中隊長賞、後期教育隊教導隊長賞など優秀な成績を収める。

訓練の日々に人と接しながら人の役に立つ仕事がしたいと思い、平成114月改めて郵政省へ転職。郵便局の内勤事務にて郵政3事業(郵便・貯金・保険)に携わる。窓口業務の傍ら営業の楽しさに目覚め、簡易保険事業の優秀な営業スタッフが目指す、最高優績者表彰、国際優績者表彰受賞するまでとなる。郵政民営化、リーマンショックの際、さらにステップアップしたいと考え平成201月外資系銀行へ転職。リテール部門にて特別賞を受賞するなど優秀な成績を収める。

ヘッドハンティングを経て平成217月より現株式会社フォーメンバーズにて金融機関窓口セールスの営業力向上のコンサルティングを行うシニアコンサルタントとして活躍。現場スタッフとのコミュニケーションを大切にした手法にて講話、OffJTOJT、仕組みづくりなどを行い、売上対前年比最大700%を達成するなど数々の実績を誇る。

新興系の銀行に対して、住宅ローン推進におけるコンサルティングをしたつながりにより、イオングループによる不動産仲介業ブランドである「オンハウジング」立ち上げに関わる。現在はイオンハウジングネットワーク加盟事業本部の責任者として加盟店の運営・拡大に尽力している。
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田口宗勝

監修者
田口 宗勝

【専門分野】不動産ファイナンス・不動産評価
【得意分野】マーケティング戦略・プロジェクト管理
【所属組織・役職】
株式会社フォーメンバーズ
資産管理事業部
アセットマネジメント部門 課長

【保有資格】
宅地建物取引士

平成6年、武蔵大学を卒業後、旭ダイヤモンド工業(株)に入社。名古屋支店に配属され、中部エリアの自動車関連工場の営業担当として活躍をする。
そこでトヨタのカイゼンシステムを実際に体験し、業務効率化に対する熱い関心を抱く。
しかし、平成7年に起きた阪神・淡路大震災の前日、神戸旅行の予定を胸騒ぎによりキャンセル。この予感が的中し、奇跡的に災害から免れる。この経験から、人生を大切にする決意を固め、いつ死んでも後悔のない人生を送ることを決心する。
その後、札幌のハウスメーカーであるコスモ建設(株)でマネージメントの修行を始める。実際の現場で働きながら、リーダーシップの重要性や効果的な指導法を学ぶ。従業員たちを鼓舞し、モチベーションを高める方法や組織全体を一丸として最高のパフォーマンスに導く手法を体得。現場の実践を通じて、人々を動かし、組織を成長させるために必要なスキルや知識を身につける。
平成13年には、パンダ不動産を創業し、時代の先駆者として注目を浴びる。インターネットを活用した収益物件の全国販売に成功し、多くの投資家から感謝される存在となる。管理とバリューアップを並行して行い、5年後には高い評価を得て売却する手法を確立する。
さらに、グローバルな不動産投資にも進出し、香港やカナダなどで活躍。幅広い人脈を築いたことから金融サービス業にも進出し、成功を収める。
その後、フリーペーパー発行や無料情報チャンネル開設、地元の地上波テレビへの出演などを通じて、広く知名度を上げる。紹介を中心とした営業スタイルに特化し、多くの人々からの信頼を得ることに成功する。
そして、平成30年には、自身のノウハウを全国に広めるために(株)フォーメンバーズに参加。八丁堀店市川妙典店の両店舗での店長を経て、現在は資産管理事業部の課長として、アセット マネジメント部門を統括している。さらに、同社のメディア監修も担当。不動産業界に革新的な情報を提供し、多くの人々を魅了している。洗練されたアイデアと緻密な戦略により、常に業界のトレンドを先取りし、最先端の情報を発信しつづけている。
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真壁

執筆者
真壁

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玄関リフォームにかかる費用相場はいくら?

玄関リフォームの費用相場一覧
  • 【ドアの費用相場】15〜25万円
  • 【たたきの費用相場】3〜15万円
  • 【収納棚の費用相場】5〜35万円
  • 【網戸の費用相場一覧】2〜13万円

玄関のリフォーム費用は、15万円〜50万円が相場です。ただし、ドアの種類やグレード、リフォームする範囲によって相場の倍額以上かかるケースもあります。

標準的なグレードのドア交換工事だけなら20万円もあればリフォームできますが、玄関に収納をつくったり床を張り替えたりするとなると、50万円以上かかるかもしれません。

リフォームする箇所ごとの費用相場を詳しく紹介します。

ドアの種類と費用

玄関ドアの種類とリフォーム費用相場
  • 【片開き・両開きドア】10万円〜15万円
  • 【引き戸】5万円〜35万円

片開きドア・両開きドアの費用相場

ドアの種類費用相場
片開きドアの本体価格10〜30万円
両開きドアの本体価格40〜60万円
リフォーム費用10〜15万円

一般的な住宅で主流なのが、1枚の扉で開閉する片開きドアです。片開きドアへの本体費用相場は10万〜30万、両開きドアの本体費用相場は40〜60万円が相場です。

屋内へ押して開く「内開きドア」、屋外へ引いて開く「外開きドア」のどちらにするか。そしてドアノブの位置が右側か左側か、利き手に合わせて選びます。

リフォームの場合は本体費用より低いですが、おおよそ10〜15万円ほどで修理できます。

引き戸の費用相場

種類費用相場
引違い扉本本体価格10~40万円
片引き扉本体価格5~35万円
リフォーム費用5〜30万円

引き戸はドアを横にスライドさせて扉のことを指します。和風の住宅や店舗でよく見るタイプですが、車椅子でも出入りしやすいためバリアフリー住宅でも利用されています。

リフォーム費用は5〜35万円が相場です。

両開きドアや引き戸へのリフォームは玄関の間口を広くしなくてはいけないケースがあり、その場合は費用が高くなります。

たたきの種類と費用

玄関で靴を脱ぐ場所を「たたき」といいます。たたきに使用する床材は主に、タイルやフローリング、フロアタイル、クッションフロア、モルタル、コンクリート、大理石です。

 フロアタイルやクッションフロアは、ポリ塩化ビニル素材でできた床材です。木目調やタイル調などデザインの種類が豊富で、簡単に手入れできます。

最近はモルタルやコンクリートを壁や床に使ったデザインの住宅も多く、おしゃれな雰囲気が魅力です。

費用は使用する床材によって大きく変わるため、一概にはいえません。クッションフロア・フロアタイルはフローリング・タイルを使うよりも安くリフォームできます。

意外かもしれませんが、コンクリートは高い床材です。

モルタルとコンクリートは似ていますが、モルタルはコンクリートに砂などを混ぜてつくっているため安価です。タイルと同じような価格でリフォームできます。

大理石の価格はグレードによりますが、他の素材を使うよりも費用は高くなるでしょう。

収納棚の種類と費用

玄関をすっきりさせるためにに欠かせないのが収納棚です。収納は大きく分けて、カウンター型収納、壁面収納、土間収納(シューズインクローゼット)の3種類あります。

カウンター型収納のリフォーム費用は比較的リーズナブルで、相場は5万~10万円です。玄関の壁面に収納を取り付ける工事は、15万~35万円ほどかかります。

カウンター型と壁面収納を組み合わせた商品もあります。

土間収納は玄関の隣に設置されており、靴を履いたまま出入りできる収納です。靴だけではなく、ゴルフクラブやアウトドア用品など大きなものもしまえます。

一般的な土間収納の面積は1〜2畳ほどで、工事には安くても20万〜30万円はかかるでしょう。デザインや機能にこだわれば、50万円以上かかる可能性もあります。

網戸の種類と費用

最近は、玄関に網戸を取り付けて夏はドアを開けっぱなしにしている住宅も多く見かけるようになりました。代表的な網戸の種類は収納式とアコーディオン式、折りたたみ式です。

収納式は、網戸をロール状にくるくる巻いて収納できます。折りたたみ式は、網戸をおしたり引いたりしたときに、二つ折りになるタイプです。アコーディオン式は、プリーツ状の網戸を横にスライドして開閉します。

収納式とアコーディオン式は手入れしやすい点が、折りたたみ式は強度が強い点がメリットです。

玄関に網戸を設置する費用は、種類にもよりますが2万〜13万円ほどかかります。収納式がもっとも安価で、アコーディオン式、折りたたみ式の順に高額になります。

【洗面所のリフォーム会社が探せる】見積もり比較サイトおすすめ3選

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リショップナビ

リショップナビ

おすすめポイント
  • 全国各地にある1,400社のリフォーム会社と提携している
  • 紹介するのは独自の厳しい加盟審査をクリアしたリフォーム会社だけ
  • 最大5社から見積もりをもらえる
  • 希望に合ったリフォーム会社を専門スタッフが選定
  • リフォームの不安や疑問などを電話で聞いてくれる

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リショップナビの玄関リフォーム事例
  • 施工日数: –
  • 物件種: 戸建て
  • リフォーム費用: 約20〜50万円
  • 施工会社:株式会社住宅サービス
    Before
    リショップナビの玄関リフォーム事例
    After
    リショップナビの玄関リフォーム事例2
    運営会社株式会社じげん
    利用料金無料
    最大一括査定業者数最大5社

    出典:リショップナビ公式サイト

    ホームプロ

    ホームプロ

    おすすめポイント
    • 2001年にサービス開始した見積もりサイトの先駆け
    • 利用者による豊富な口コミと事例をもとにリフォーム会社を選べる
    • リフォーム会社によるサービスの品質を向上するための制度がある
    • 提携リフォーム会社を指導・育成しサービスの質を向上させている
    • 会員数90万人突破

    ホームプロは、2001年にサービス開始した見積もりサイトの先駆けです。2022年に会員数は90万人を突破しました。※1

    見積もりを依頼するとマイページができ、口コミとリフォーム工事の事例が見られます。実際にホームプロでリフォーム工事した人による口コミなので、どの会社に依頼するか選ぶ際に役立つでしょう。

     ホームプロに掲載されている口コミ・評判は7万件以上です。リフォーム事例は9万件以上あります。※2

    サービスの品質を向上するために、ホームプロでは提携しているリフォーム会社を指導・育成しています。

    利用者による声も反映した指導を行っているため、ホームプロの提携しているリフォーム会社は優良な企業ばかりです。

    利用者からの評判が悪いリフォーム会社は、ホームプロに改善計画書を提出するまで紹介していません
    ホームプロの玄関リフォーム事例
    • 施工日数: –
    • 物件種: 戸建て
    • リフォーム費用: 約55万円
    • 施工会社:有限会社キューブ
      Before
      ホームプロの玄関リフォーム事例
      After
      ホームプロの玄関リフォーム事例2
      運営会社株式会社ホームプロ
      利用料金無料
      最大一括査定業者数8社

      出典:ホームプロ公式サイト
      ※1,2:公式サイトより

      ハピすむ

      ハピすむ

      おすすめポイント
      • 独自の加盟基準を設けリフォーム会社を厳選
      • 全国1,000社以上の優良なリフォーム会社と提携
      • リフォームに関する専門知識を持ったリフォームコンシェルジュが多数在籍
      • リフォームコンシェルジュが土日祝日もサポート
      • メディア掲載実績があり信頼性が高い

      ハピすむは独自の加盟基準を設けリフォーム会社を厳選し、全国1,000社以上の優良なリフォーム会社と提携しています。

      リフォームに関する資格を持ったリフォームコンシェルジュが在籍。きめ細やかなサポートによってリフォームに関する悩みや不安を解消してくれます。

       リフォームコンシェルジュは、リフォームスタイリストや福祉住環境コーディネーターなどの資格所有者です。

      リフォームコンシェルジュは、平日だけではなく土日祝日もサポート対応しているので、いつでもリフォームの相談ができます。

      リフォームコンシェルジュは専任制です。
      運営会社株式会社エス・エム・エス
      利用料金無料
      最大一括査定業者数3社

      出典:ハピすむ公式サイト

      玄関ドアのリフォーム時期・劣化症状の目安

      玄関リフォームやドアのリフォームを検討しているが、実際リフォームするほどのものなのか、無駄にお金を使いたくないという方もいると思います。

      玄関ドアはリフォームに適した劣化症状の目安があるため、確認していきましょう。
      玄関ドアリフォームをする目安
      • 鍵がかかりにくい
      • 開閉がスムーズではない
      • サビや変色

      玄関ドアに鍵が壊れかけているとなれば、防犯の面でも危険です。突然鍵が開けられなくなってしまっても困るため、リフォームを考えましょう。

      またドアの開閉がスムーズに行かない場合もリフォーム時と言えるでしょう。毎日使うため次第にドアノブやレバーの部分に不具合が生じてしまうこともあります。

      陽の光や雨などの影響でサビや変色が生じている場合も一つのリフォーム目安です。放って置くと、家の顔ともなる玄関の見た目が悪くなってしまいます。

      玄関のリフォームで使える補助金

      玄関のリフォームでは、高齢者住宅改修費用助成制度を利用できます。

      高齢者住宅改修費用助成制度は介護保険による補助制度で、要介護もしくは要支援の介護認定を受けている人が対象です。

       介護認定を受けている人が住む家を介護用にリフォームする際に、補助金を受け取れます。車椅子でも入りやすい引き戸にしたり手すりを設置したりといった玄関リフォームが対象です。

      高齢者住宅改修費用助成制度の支給限度基準額は20万円となっており、1割の自己負担を義務付けています。

      例えば20万円のリフォーム工事をする場合、2万円は自費で支払い18万円が補助されるということです

      ただし、一定水準以上の所得がある人は自己負担比率が2割になります。

      自治体によっては、中古または既存住宅のリフォーム費用を補助していることもあります。玄関をリフォームする前に、居住地の自治体に問い合わせてみましょう。

      玄関をリフォームする際の注意点

      玄関をリフォームする際には、これから解説する2つの点に注意しましょう。

      マンションのリフォームではドア交換できない

      マンションの玄関をリフォームはさまざまな制約があります。なぜならば、玄関ドアはマンションの「専用使用部分」に当たるからです。

      マンションには共用部分と専有部分、そして専用使用部分があります。共用部分はエントランスや階段、エレベーターなどマンションの居住者が共同で使う場所です。所有者が自由に利用できる居室内が専有部分になります。

      専用使用部分は特定の居住者だけが利用できる場所です。

      マンションのバルコニーや窓、玄関が専用使用部分です。専用使用部分のリフォームに関する規約はマンションによって異なります。

       住居所が好きなように専用部分のデザインや色を変えたりするとマンションの問い掴んや外観を損ねる可能性があるため、専用仕様部分として制限を設けています。

      マンションの玄関をリフォームする場合は、あらかじめ管理規約を確認するか管理組合に問い合わせましょう。

      複数社から見積もりを取る

      玄関のリフォーム費用は、ドアの種類や使用する床材、収納棚の有無などによって大幅に変わると先述しました。

      しかし、それだけではなくリフォームを依頼する会社によっても費用は異なります

       玄関のリフォームは工務店やハウスメーカー、住宅設備メーカー、家具販売店などさまざまなところで依頼できます。

      同じリフォーム内容でも、リフォームを頼む会社によっては見積もり額が倍以上違う、なんてこともあるのです。

      なるべく安く、そして希望どおりのリフォームをしてもらうためにも、必ず複数のリフォーム会社から見積もりを取りましょう。3〜5社から見積もりをもらえると、比較しやすいのでおすすめです。

      相見積もりはNGの会社もあるので、必ず見積もり依頼時に伝えてください。

      しかし、何社も問い合わせて見積もりを依頼するのにも意外と時間がかかります。リフォームに関する情報を1度入力するだけで、複数のリフォーム会社から見積もりをもらえる「見積もり比較サイト」が便利です。

      見積もり比較サイトは加盟するリフォーム会社を厳しく選定しているので、悪質な業者が紹介される心配もありません。

      見積もり比較サイトのスタッフがサポートもしてくれるので、直接リフォーム会社へ見積もりを依頼するよりも安心です。

      まとめ

      マンションに住んでいる場合、玄関ドアは専用使用部分なので無断でリフォームできません。そのため、リフォームする前には必ず管理組合などに相談しましょう。

      玄関のリフォームでは、ドアの種類やグレード、リフォームする範囲によって費用が大幅に変動します。標準的なグレードのドア交換工事にかかる費用は、20万円〜50万円が相場です。

      ドアの間口を広くする、玄関に収納をつくる、床を張り替えるなどの工事もするならば、50万円以上かかる可能性もあります。

      同じ工事内容でも依頼するリフォーム会社によって費用は変わるので、必ず複数のリフォーム会社に見積もりを依頼してください。

      見積もり比較サイトを利用すれば簡単に複数のリフォーム会社から見積もりがもらえます。
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