外壁塗装の費用相場と注意点を解説！使える補助金も紹介

外壁塗装のリフォームを考えるとき、まず「リフォームの費用相場はいくらくらいになるんだろう」「金額目安が知りたい」と考える人が多いと思います。

しかし、リフォームが必要といえど料金はできるだけ抑えたいものです。そこで、本記事ではおすすめな無料一括見積もり比較サイト3選を紹介。

一括見積もり比較サイトを利用すると、希望条件に合った複数の業者が無料で見積もりしてくれるので、効率良く自分に合う業者を見つけられます。

その他、おしゃれに塗装して貰う方法や注意点なども解説しているので、参考にしてみてください。

外壁塗装の費用相場

外壁塗装では、塗料や養生シートなどの材料費、建物の周囲に設置する足場代、人工代、交通費、廃棄物処理費用がかかります。

費用相場は塗料の種類と塗装面積によって費用が異なるので、平均的なサイズの戸建を外壁塗装する場合の費用を紹介します。

戸建て住宅の平均的な延床面積は100㎡前後です。

外壁の面積は、住宅の延床面積を1.2倍した数とされています。つまり、延床面積が100㎡なら外壁の面積は120㎡です。

120㎡の外壁にシリコン塗料を使って塗装する場合、費用相場は60～100万円になります。外壁だけではなく屋根も塗装する場合は、プラス20万円ほど必要です。

もしかしたら、「DIYで外壁塗装にかかる費用を抑えたい」と考える人もいるかもしれません。しかし、脚立を使って高いところを塗装するのは危険です。

また、塗装前に行うパワーが強い高圧洗浄機による壁の清掃も、危険を伴います。外壁塗装はプロの業者に依頼しましょう。

外壁塗装の支払い方法

外壁塗装の支払い方法は現金で行うことが多いですが、最近はクレジットカード払いに対応している業者も増えてきています。

現金

現金で支払うといっても、支払い回数やタイミングなど大きく分けて3種類あります。

最も主流なのは、工事完了後に一括で代金を支払う方法です。
工事がすべて終わった後に初めて支払うので、代金を持ち逃げされる心配もなくて安心です。

残りの2種類は、工事前・工事後の2回払いと工事前・工事途中・工事後の3回払いです。
ただ、3回払いは建物や工事規模が大きく、費用が莫大な時のみ採用されるので、通常の住宅の場合はほとんどないでしょう。

また、たいていの業者は工事前に代金を一括請求することはありません。
工事前に請求する業者の場合、持ち逃げされる可能性もあるので注意したほうがいいでしょう。

クレジットカード

最近では、クレジットカードに対応している業者も増えてきています。

クレジットカード払いの利点として、簡単に支払えることやポイントが貯まることが挙げられます。

クレジットカード払いは便利ですが、まだ対応していない業者もいるのでしっかり確認するようにしましょう。

ローン

外壁塗装は60～100万円ほどかかる場合もあるため、「1度にまとまったお金を用意できない」という方もいらっしゃるでしょう。

そのようなときは、リフォームローンも1つの手です。

業者によっては自社で取り扱いをしている場合もあります。
外壁塗装業者、銀行、住宅ローンの借り入れ先など相談してみましょう。

外壁をおしゃれに塗装するポイント

上記の3点に気をつけると、外壁をおしゃれに塗装できます。

3色以上使わない

最近は、複数の色で外壁を塗ったおしゃれな家を多く見かけます。

複数の色を使うときば、必ず3色以内に抑えましょう。外壁に使う色が多いとゴチャゴチャした感じになり、まとまりがなくなってしまいます。

雨どいに色を塗る場合も、3色の中から色を選んでください。

複数の色を使う場合、建物の1階はグレー、2階は白といったように上下で色を分ける方法が定番です。

建物の左だけブラウンにして右側はホワイトにする、というような縦方向に区切った色分けもあります。

縦方向の色分けはスタイリッシュなイメージです。

他にも、ベランダや玄関などの凹凸があるパーツだけ違う色を塗る方法もあります。立体感がありおしゃれな雰囲気にできるのでおすすめです。

ドアやサッシの色と合わせる

外壁塗装ではついつい塗料にどんな色を使うかということばかり考えてしまいますが、ドアや窓のサッシ、そして屋根の色とのバランスも重要です。

「せっかく外壁塗装するなら好きな色を選びたい」と思う人もいるでしょう。しかし、ドアやサッシは色を変えることができないので、交換する予定がないならば塗料の色を合わせるようにしましょう。

外壁の色は3色までと先述しましたが、ドアやサッシの色を足しても4色までに収めるのが理想です。

同系色の色を使う

外壁に使う色は、同系色にすると統一感が出ます。ベージュをメインの色にするなら、ブラウンやダークブラウンを合わせれば失敗しません。

さらに、色のトーンを意識することでよりおしゃれな外観に仕上がります。

例えば、色彩が淡いオリーブをメインの色にして、さし色にブラウンを使うとします。彩度が高くハッキリしたブラウンだと浮いてしまうので、オリーブと同じように淡いブラウンを選びましょう。

同系色でなくても、トーンを合わせることで調和が取れてセンスのいい雰囲気になります。

色の系統やトーンは「カラーチャート」という表を見ればわかります。

上の色を濃くしない

建物の上下で色を分ける場合、上の色を濃くするのは基本的にNGです。

1階がベージュで2階がダークブラン、というように重い色を2階に持ってきている家を見かけることもありますが、下の方を重い色にしてある方がバランスよく見えます。

上に濃い色があると、頭でっかちな印象です。

ただし、家の形や色によっては、2階の色を濃くすることで重厚感を演出できます。

おしゃれに見せるにはセンスが必要なので、このような外壁塗装をしたい人はデザイン性の高いリフォームが得意なリフォーム会社に相談するといいでしょう。

外壁を塗装する際の注意点　

外壁を塗装する際には上記の3点に注意しましょう。

町並みとの調和を意識する

色を決めるときに、周囲の建物や環境に合わせて選ぶのも1つの方法です。 あまりに個性的な家は、街並みを壊すとして近隣住民に嫌がられてしまう可能性もあります。

外壁の色は自由ですが、余計なトラブルを起こさないためにも派手な色は避けたほうが無難です。

一般的な住宅の外壁で人気なのは、ベージュやグレー、白、ブラウンです。これらの色をベースにすれば失敗しません。

大きな色見本を用意してもらう

外壁の色を決めるときは、できるだけ大きな色見本を用意してもらいましょう。なぜなら、面積によって同じ色でも見え方が変わるからです。

大きな面積だと明るい色はさらに明るく見え、暗い色はより暗く見えます。

外壁は塗装する面積が大きいので、あまり小さな色見本だとギャップが生まれてしまうかもしれません。

 このような大きさによる目の錯覚を、面積効果といいます。

また、光の強さや種類（自然光と照明の光）によっても色の見え方が変わります。

「外壁を塗ったら色味本を見たときと違く見えてガッカリ」なんてことにならないためにも、陽の当たる屋外や日陰など場所を変えながら色見本を見るといいでしょう。

外壁塗装の実績が多い会社を選ぶ

外壁塗装では、仕上がりの美しさや手際のよさは職人の経験によって左右されます。できるだけ外壁塗装工事の実績が多いリフォーム会社を選びましょう。

また、リフォーム会社によって配色・デザインのセンスも異なります。施工例の写真を見て、自分のイメージに合う外壁塗装をしてくれるリフォーム会社を探しましょう。

リフォーム会社にもそれぞれ得意分野があるので、外壁塗装を専門的に行っている会社がベストです。

【外壁塗装会社が探せる】見積もり比較サイトおすすめ3選

一括見積もりサイトのランキング根拠はこちらです。

リショップナビ

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大体の外壁リフォームは50万円以上するので、3,000円分のAmazonギフト券がもらえるでしょう。

リショップナビの壁紙リフォーム事例

• 施工日数: 14日間
• 物件種: 戸建て
• リフォーム費用: 約150〜200万円（外壁塗装・外壁、屋根塗装・屋根）
• 施工会社:株式会社ハウスメイク

Before

After

運営会社	株式会社じげん
利用料金	無料
最大一括査定業者数	最大5社

出典：リショップナビ公式サイト
※1　公式サイトより

ホームプロ

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契約したリフォーム会社が倒産したら、手付金を返金または代替会社を探してくれます。

ホームプロの壁紙リフォーム事例

• 施工日数: 2週間
• 物件種: 戸建て
• リフォーム費用: 約90万円
• 施工会社: 株式会社さくら塗建

Before

After

運営会社	株式会社ホームプロ
利用料金	無料
最大一括査定業者数	8社

出典：ホームプロ公式サイト
※2　公式サイトより

ハピすむ

おすすめポイント

• 資格を持ったリフォームコンシェルジュが多数在籍
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リフォームコンシェルジュのサポート対応時間は9時〜18時、土日祝日も受け付けているので、平日は忙しい人でも休みの日にゆっくり相談できるでしょう。

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加盟しているリフォーム会社は厳選していますが、もしも利用者から繰り返しクレームが来る会社があれば紹介しないと明言しています。

そのため、自分でリフォーム会社を探すよりも簡単に優良なリフォーム会社が見つかります。

リフォームコンシェルジュが自分にぴったりなリフォーム会社を紹介してくれるはずです。

運営会社	株式会社エス・エム・エス
利用料金	無料
最大一括査定業者数	3社

出典：ハピすむ公式サイト

外壁塗装に使える補助金

自治体によっては、外壁塗装工事の助成制度があります。

東京都大田区では、住宅リフォーム助成事業として住まいの長寿命化やバリアフリー化、環境への配慮、防犯・防災対策の工事に対して最大で20万円補助しています。

受け付け期間は令和5年1月31日までです。

同じく東京の杉並区なら、再生可能エネルギー等の導入助成及び断熱改修等省エネルギー対策導入助成が利用できるかもしれません。この制度では、高日射反射率塗装を使った屋根および外壁塗装に最大で15万円を助成します。

また、台風や大雨などによって外壁が損傷した場合は火災保険が適用されるケースもあります。加入している火災保険によって要件は異なるので、申請前に保険会社で確認してください。

まとめ

外壁塗装では、材料費と人工代以外にも建物の周囲に設置する足場代や交通費、廃棄物処理費用などがかかります。

費用は塗料の種類と塗装面積によって異なり、平均的なサイズの戸建ての外壁を塗装する場合であれば、60～100万円が相場でしょう。

使う色は3色までに抑えて同系色の色を選び、ドアやサッシの色と合わせることで、おしゃれな外壁になります。

複数のリフォーム会社に見積もりを依頼して、最適な外壁塗装プランを探してください。